Saturday, 10 May 2008

長野聖火リレーで起こっていたこと

友人のBlogでも紹介されてましたが、先日行われた、北京オリンピックの長野での聖火リレーで起こっていた真実を少しでも多くの人の方に真実を知って頂きたく、転載可ということですので、本Blogでも転載します。記事の執筆者はmixi内のアリ@freetibet様、mixiのIDをお持ちの方はこちらから閲覧してください。

ーーー転載開始ーーー
【世界最低の国、日本】 (2008年04月27日00:39)

4/26日を振り返ります。

早朝、善光寺へ向かった。
Mちん、Tさん、F君、Yちゃんと5人で。

町には何台もの大型バスが乗り入れ、中国人が降りてくる。
僕らがそれぞれ旗を作り、プラカードを作り、前日からカラオケボックスで寝ていたのに対し、
彼らは中国大使館から支給された巨大な旗と、チャーターバスで堂々登場した。

善光寺参拝が終わり、街中へ。
とりあえず聖火リレー出発地点へ向かった。
ここで日本とは思えない景色を目にした。

出発地点に、中国の旗を持った人は入場できるが、チベットの旗を持った人は入れない。
警察の言い分。
「危険だから」
じゃあ、何で中国人はいいんだ?
「......ご協力お願いします。」

は?
それやらせじゃん。
中国国旗しかない沿道って、警察が作ってるんじゃん。

この後TBSの取材が来た。
チベットサポーターの1人が、
「日中記者交換協定があるから映せないのか?」とアナウンサーに聞いた。
アナウンサーは「は?勝手に叫んでれば?」
と吐き捨てて消えた。

街中に行くとどこに行ってもFREETIBETと叫んでいる。
そこに中国人が押し寄せ、罵声を浴びせてくる。

交差点で中国人と僕らが入り乱れた。
突然Mちゃんが顔面を殴られた。
僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。
「こいつ殴ったぞ!!」
警察は何もしなかった。

ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。
警察と目が合った。
警察は何もしなかった。

ババアが僕の顔面を殴ってきた。
周りのチベットーサポーターが、
「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」
と言ったのに、
警察は何もしなかった。

これが抗議活動中じゃなかったら、普通にブチ切れて乱闘になってる。
でも非暴力を貫く為、ひたすら耐えた。

Mちゃんが1日かけて一生懸命書いたプラカードを、
中国人が叩き落とした。
拾おうとするMちゃん。踏みつける中国人。
「おい、てめー何やってんだよ!」と制止に入った。
2mくらいの距離に警察がいたが、何もしなかった。


街中いたるところで抗議合戦。
救急車が来たり大騒ぎ。
僕らはひたすら抗議活動をした。

雨が降ってきた。
それでも誰も抗議を辞めなかった。
中国人がかたまってる交差点を、
Tさんと旗を振りながら渡った。
沿道の中国人は蹴りを入れてくる。
とても沿道に入れず、車道を歩いていた。
警察が来て言った。
「早く沿道に入りなさい!!」
は?今入ったらボコられるじゃん。
なんで日本人の安全を守ってくれないの?
「じゃあ、あいつらに蹴りいれるの辞めさせろよ!!」と僕は叫んだ。
警察は「ご協力お願いします」と言った。

雨の中、聖火リレーのゴール地点へ向かった。
何故か中国人とチベットサポーターに分けられた。
警察は、「後で聖火の方に誘導するから。」と言った。
嘘だった。
ゴールの公園の外の何も無いスペースにチベットサポーターは閉じ込められた。
聖火なんか、どこにもなかった。
目の前には警察が何十人も取り囲んでいた。
こんな場所じゃ、声すら届かない。
数百人のチベットサポーターは、泣きながら警察に向かって叫ぶだけだった。
国境無き記者団もこちら側に来させられていた。
代表がマスコミのインタビューに答えていた。

聖火リレーがいつ終わったのかも分からないまま、
土砂降りの中僕らは叫び続けた。
この声を、伝えることすら出来ないのかと思ったら涙が溢れてきた。
MちゃんもF君も泣いていた。
こんなのってあんまりだ。
せめて伝えて欲しいだけなのに。
この叫びを聞いていたのは目の前に並んだ警察だけだった。

チベット人の代表が弾圧の現状を訴えた。
涙が止まらなかった。
内モンゴルの代表が弾圧の現状を訴えた。
涙がとまらなかった。

伝えたい。ただ伝えたいだけなのに、国家権力によって封殺された。
悔しい。悔しい。

日本は最低な国だ。
平和だ、人権だと騒ぐ割には、
中国の圧力に負けて平気でこういう事をする。
警察を使って。

帰りに携帯でニュースを見た。
「聖火リレーは無事終了。沿道は大歓迎ムード。」
「聖火リレーで日本人5人逮捕。中国人留学生に怪我。」

僕は愕然とした。
この国のマスコミは終わったと感じた。

あの怒号は、
僕らが受けた痛みは、
彼らの悲痛な叫びは、
どこに反映されたのだろう。

警察によって意図的に中国人のみの沿道を作り、
そこをマスコミは撮影し、
中国人の暴力を黙認して、日本人を逮捕する。
これが日本のやることか?
ここは本当に日本なのか?
中国の旗を持たないと歩けない沿道って何なんだ?

この国は最低な国です。
チベット人は泣きながらありがとうと言っていたけれど、
僕は彼らに謝りたかった。
初めて日本人であることを恥じた。

帰り道、僕らは泣いた。

これが真実です。
僕は日本政府は中国以下だと思った。
弾圧にNOを言えずに、言いなりになって彼らの叫びを封殺したこの国は、もう民主主義国家ではない。

4/26日長野。
そこには言論の自由はなかった。
歩行の自由すらなかった。
中国人を除いて。
ーーー転載終了ーーー

極々些細な問題しか起こっていなかった様なマスゴミの報道でしたが、実際はそうではありません。内閣の指示によって、報道管制と言われても仕方が無い様な事が行われていただけの事。それも、かなり中国寄りの報道管制です。「Free Tibet」の声は弾圧され、事実は全くと言っていい程報道されていませんでした。極めて不愉快な事です。

あくまでも個人的な意見ですが、政治とオリンピックは切り離すべきだと言われていますが、既にオリンピックを自国の政治に利用している中国で開催するオリンピックに参加する事はチベットの武力弾圧を支持する事と同意。ここはスッパリとボイコットをするのが一番スッキリしたやり方なのかも知れません。まあ、上の記事の様な事をしている国がボイコットなど考える事は有りませんが(ーー#)

そしてこの記事。
「パンダ貸与」に抗議続々 対応に頭痛める「東京都」
たかがパンダで日本のご機嫌取りですか? 日本の国民を馬鹿にするのにも限度ってモノが有ります。東シナ海のガス田も共同開発という名目となった様ですが、もう中国の好き放題な感じですね。福田内閣は日本を「中国に売り払う」つもりでしょうか。

少なくとも私は北京オリンピックは支持しませんし、中国も支持しません。

Free Tibet!

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Sunday, 02 December 2007

原油価格高騰、今こそ減税を!

ここ数日、世間を騒がせている問題で、原油価格の高騰があります。この煽りを食って、殆ど全ての物価が上がろうとしています。もちろん便乗組も含めてなんでしょうけど(ーー;) 私たち市民にとっては、本当に死活問題。ガソリン価格が昨日現在でレギュラー156円なんて、あり得ない事です。ただ、既に皆さんもご存知の通り、ガソリンには多くの税金がかかっています。それも暫定税率で。如何に詳しいサイトが有りますので、ご紹介しておきましょう。

古くて新しい石油の税金の話(ガソリン価格 & 石油業界DATA & 業界リンク様)

そして更に税制の基本原則として「二重課税の禁止」というものが有ります。つまり、消費税は石油価格+ガソリン税で決まっている今の価格に対して課税されているというのは、税制の基本原則から外れていると言う事。まあ、これについては、消費税問題では各方面で横行して居る訳ですが・・・・(ーー;) ガソリンを例にとれば「(ガソリン税+元売り価格)*消費税」ではなく、適正な課税なら「ガソリン税+(元売り価格*消費税)」とするなら、本来の石油の適正価格はもっと安い筈です。全くもって、洒落にならない話です。お国の考えている事がコレですから(ーー#)

つまり、早い話、道路整備の「名目」で取られている暫定税率のガソリン税を引き下げる、そして消費税を適正な課税とするなら、瞬間的にも国民の「痛み」は和らげられるという事です。

ただし、同じく先週流れていたニュースでは、石油枯渇まで、あと68年というものもあります。予定より11年も早まったと言う事ですね。地球温暖化がどうのなんて言ってる前に、化石燃料に頼っている私たちの生活自体が破綻するまで68年という「秒読み」が始まったと考えるのが妥当でしょう。公の場所では声高には書けませんが、この原因は社会の資本主義経済優先の体質ですね。

さてさて、袋小路のこの状態がどこまで進むのか、もう、逆戻りは出来ない所まで来ていると考えた方が良いのかもしれません。

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Tuesday, 09 January 2007

ホワイトカラーエグゼンプション

機が熟したら書いてみようと思っていた記事です。

今年の通常国会に法案提出の兆しがあるということで、そろそろメディアが騒ぎ始めてますね。しかしまあ、なんでしょうか、この法律は(ーー#)

調べてみると、この法案を提言しているのは経団連。表向きは、労働の価値を量から質に転換して賃金を支払うという美辞麗句が並べられていますが、裏を返せば人件費を圧縮する為というのが狙いの様で、ぶっちゃけ、賃金カットを正統化さようという思惑が見え見えですね。

そもそも、日本に於いての「裁量労働制」の起源は、企業が「団塊の世代を年功序列で支えられなくなったこと」がきっかけになっており、少なくとも、私は、日本の大手企業で「裁量労働制」が成功した例を知りません。こうした現状が解っているなかで、こんな嘘がまかり通ることなど、正気の沙汰ではありません。実際に時間外労働の賃金未払いは、相変わらず横行していますし。

一番注目すべき点は、問題はこのホワイトカラーをどう定義するか、また、そのホワイトカラーをどう処遇するべきなのか、ここも興味深いところです。金額で定義してしまうなら、後で数字をいじる事で、幾らでも人件費の削減は可能になってしまいますし、また、ホワイトカラーが、高いモチベーションを保ち続けられるような金額を法的に定義してしまうと、経団連が期待しているような大きな効果は出ないでしょう。結局のところ、弱い者に鞭打つ法律と言っても過言じゃない気がします。これで、給与所得者は「現代の小作農」であることを追認するカタチになるのでしょう(ーー#)

しかし、なぜ今年、2007年なのか・・・ここも「団塊の世代」の大量退職による退職金と企業年金が、雇用側を圧迫している・・・と偏った見方をしてしまうのは、やはり斜めに見過ぎでしょうか?

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Sunday, 16 July 2006

馬鹿につける薬は無い

まず始めに、私は日本国憲法前文、ならびに同九条は、日本が世界に誇れる条文であり、できる事ならこの憲法を守り続ける事が、今を生きる私たち日本人の誇りであると考えている事。そして、存在そのものが違憲と揶揄されながらも、私たちの生活と国益の為に寡黙に努力を続けてくださっている自衛隊の方々には、尊敬の念を持っている事を明言させて頂きます。

実際の所、このニュースにどの程度の修正が入っているのか、読み取る手段はありませんが、この国際社会に対して、完全なまでもの挑戦状を叩き付けた北朝鮮のやり方に激しい憤りを感じます。

北朝鮮が安保理決議を全面拒否、ミサイル発射継続を表明(ロイター)

「物乞い」が目的とは言え、国連の決議後たった45分で、この様な声明を出すとは本当に見上げた根性です。まあ、実際の所、ここまでしないと国が維持できないという状況に立たされているという事なのでしょう。
ちなみに、どこまで真実かは解りませんが、こんな情報があります。北朝鮮の放ったミサイルの本当の着弾地点と思われる画像です。仮にこれを本当だと仮定すると、今、日本の置かれている状況がおぼろげながら見えて来ます。恐らく、報道規制がかかり、北朝鮮近海となったのではと考えています。

http://blog38.fc2.com/a/ateno/file/1152111022927.jpg

余談になりますが、先日、韓国政府の声明で「日本は大騒ぎし過ぎ」という報道が入りましたが、実際には、日本に対して、もっと侮蔑的な表現が使われていたという情報もあります。

「馬鹿騒ぎ」を「大騒ぎ」と“誤訳”する日本メディアの思いやり(usbmouseブログ様)

確かに韓流スターがどうのと「日本人は馬鹿騒ぎ」はしてますが、韓国も所詮は同じ民族、考えている事は五十歩百歩という所でしょうか。この件についても極めて遺憾に感じます。

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Saturday, 09 April 2005

運営費が3年で10億円のWebサイト

資源エネルギー庁の原子力発電関連のWebサイトの運営費が3年で10億円だそうで・・・(ーー;) 報道によると、問題のページは以下の二つのサイトの様です。

原子力情報なび
原子力のページ

イヤーンな性格をしている私としては、まずはこの二つのサイトを天下のW3CのHTML文法チェッカーで、文字コードだけを設定し、「極めていい加減」に確認してみました。結果は「原子力のページ」のエラーは66カ所、「原子力情報なび」のエラーは159カ所。基本的な文法チェックだけでこれですから、どこが請け負った仕事なのは解りませんが、ほんと「良い商売」ですね。まあ、実際には制作面ではアクセシビリティやSEO対策なんてのもありますし、制作料以外にも企画料、デザイン料、サーバー管理費その他諸々、サイト構築/運営には色々な名目がありますので、こうした目に見えない所の方がむしろヤバイ気がします。または・・・発注、下請け、孫請け・・・みたいな感じで、ドカンと中抜きが行われているとも思えますけど(^^;)

確かに原子力発電に関する様々な問題は、極めて繊細なものですので、発電所や関連施設のある地域にお住まいの方は、様々な不安をお持ちだと思います。それ故に政府機関として、そうした地域の方々を始め、国民全体にしっかりとした説明責任が有るのは当然の話ですし、そういった部分にお金をかける事は間違えた考え方ではないと思います。しかしながら、この年間3億円って金額はかかりすぎてる感じはしますね。

中川経済産業相は徹底調査を約束したそうですが、まあ、第三者機関が調査しない限り、いつもの通り、真相は闇の中って感じになりそうな予感がします。はてさて、どんな調査結果が出て来るのでしょうか。

さて、取り合えず我々国民ができる事を考えると、取りあえずは原子力で発電された電気は使わない様にしましょうか。パッケージのラベルの原料名をよく見て、濃縮ウランとかプルトニウムとか書いてある電気は買わない様にしましょう。原子力で発電された電気の放射能汚染も心配ですし。そして、原子力発電電気使用拒否74万世帯を目指すと・・・・・(なんのこっちゃ)

馬鹿な冗談はともかく、仮にこうした問題をネタに利権をむさぼる輩がいるなら、心底憤りを感じます。

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Sunday, 30 January 2005

指静脈vs手のひら静脈 本当に不正引き出し防止の為?

先日、みずほ銀行と三井住友銀行、そして日本郵政公社が「指の静脈認証」による本人確認の方法を採用するという記事を読んだ。先行する東京三菱銀行とスルガ銀行は「手のひらの静脈認証」だ。なんで金融業界で一本化できないのか? 

以前、ある展示会で、「指静脈認証」と「手のひら静脈認証」の両方を見る機会があった。個人的な感覚で言えば、指静脈はベッタリとセンサの上に指を乗せる為に「まるで指紋を採られている様」で、お世辞にも印象は良くなかった。嫌でもスピード違反で捕まった時の事を思い出してしまう(苦)。また、私は人差し指で登録してみたかったのだが、「中指での照合」を案内され、中指で照合させられた。なにか不都合でもあるのだろうか? 付け加えるなら指先だけの認証の筈なのだが、実際の認証時には結果的にセンサーの上にペタリと手のひら全体を置かねばならなかった為に、どことなく不潔感が漂っていた。反面、「手のひら静脈」は「手をかざすだけで認証出来るので自然」であり、抵抗感も殆ど無かった。センサー自体にも触れることは無く、説明員の方の説明の通り、衛生的な印象だ。また、指と手のひらを比較すると、手のひらのほうが圧倒的に情報量が多い様に思える。故に仮に偽造出来たとしても、情報量の多い手のひらの方が難しいのではないのだろうか? 加えて言うなら、先行している手のひら静脈には、先行しているなりの技術的蓄積もあるはずだ。ここはテクノロジー的な視点で言えば、極めて重要な要素である。
また、調べてみると「手のひら静脈」は「グッドデザイン賞新領域デザイン部門」「日刊工業新聞社十大新製品賞 本賞」「日経優秀製品・サービス賞 審査委員特別賞」の「他業界からのお墨付き」とも言える、各賞を受賞している実績があるが、「指静脈」はこうした受賞歴だけでなく、金融機関での採用の実績も何も無さそうだ。こういう視点で見ても、個人的には「手のひら」の方が圧倒的に優れている様に思えるのだが、なぜ全く実績の無い「指静脈」なのか? こういう点は何よりも利用者の安心を考えるべき金融機関は慎重に検討すべき点では無いのか?

まあ、私の記憶に間違いが無ければ、東京三菱はUFJとの合弁の話で、三井住友とはケンカの真っ最中。みずほ銀行も、メガバンクという視点で言えば、東京三菱との競合関係にある。これを作ったシステム側では、手のひら静脈は富士通、指静脈は日立(多分)ということで、ライバル企業である。こうした企業それぞれの「エゴ」や「ライバル意識」が業界での規格統一の足かせになっていという事は、想像に難しくない。しかし、深刻な点は単なる競争の問題だけではない。バイオメトリクス認証というのは、体の特徴を使った照合技術である。こうした究極とも言える照合技術が、同じ業界内で乱立すると言う事は、重要な個人情報を二種類、その業界に開示しなくてはならないというシーンに出くわす可能性もあると言う点だ。ネットワーク化が進んでいる業界だけに、クラックされる可能性が二乗される事になるのではないか? 後発の判断にはこうした視点が欠如していると言わざるを得ない。

しかし、逆の視点もあるかもしれない。同じシステムで組まれた場合、ひとつがクラックされたら、全滅という考え方だ。ひとつの目的を達成する為に色々な方式があると言う事は、違う意味での安全性を確保できる。生命進化の中で遺伝子が取って来た戦略と同じである。生命進化ではないが、身近な例を言えば、コンピューターウイルスで汚染され、ニッチもサッチもいかなくなっているWindows機の隣で、Linux機やMacが何事も無い様に動いているというアレである(笑) まあ、どちらの考え方が正しいのかは、現段階では判断が難しい。

ただ、これだけは確実に言える。誰の思惑でもいいが「利用者側の立場」という視点は、ここには存在していないことだけは確かな様だ。

[2005年2月28日追記]
今日のニュースを見たら、 郵政公社と三井住友銀行は指認証で決定の様ですね。今回の指認証って、どうやら日立さんの製品で正しい様です。(訂正:頂いたコメントによると、日立以外の企業でも作ってる様で、指静脈自体、特別な技術では無さそうです)
でもリリースを読んだ限り「指は読み取り範囲が狭く、装置も小型で使い勝手が良い」って、誰の方を向いてる理由なんでしょう。読み取り範囲が狭いって言い換えれば、指先と手のひらで、同じ密度で静脈が有ると仮定して考えてみても、情報量が少なく、認証精度が出せない事の裏返しじゃないかなとも思えます。「負傷部位があっても複数の指を登録しておけば対応できる」って、誰かの人差し指で登録して、私の薬指で「オケイ!」なんて事にはならんのかなと。双方の認証精度は知りませんが、指静脈は手のひら静脈より情報量が少なそうな点、そして仮に同じ認証精度だと仮定すると指の本数分危ない様に思えます(確率的にです)・・・なんて考えてみると、的の外れた理由としか思えてならないんですけど(笑) この件、あんまり深く突っ込むつもりは無いんですが、ハードSF好きが災いして、新しいテクノロジーに目が無い性分なので、どうも無駄に力が入ってしまいます(苦笑)

[2005年3月9日追記]
この記事に関しては、本当に思いも寄らない「ハード」な方向になってしまい、正直びっくりしています。以下に皆さんから頂いた意見を参考に、本記事に関してのまとめを書かせて頂きます。内容については、私個人の憶測の域を出ていませんし、思い違いもあると思いますので、ここは素人の視点というで予め容赦ください。

・結局、手のひら静脈か、指静脈か?
現時点では精度、安定度(環境や人を選ばない)の面では、手のひら静脈の方が圧倒的に有利そうです。反面、指静脈は一定条件下では問題はなさそうですが、不安定な要素が沢山ありそうです。技術は常に革新され続けるものですので、実際に使われまでには改良されると思われますが、同時に進化するであろう手のひら静脈の進化の如何で最後の勝敗が決まるのでしょう。いや、分裂したままかも知れませんが(^^;) でもこの点は、利用者として、大きな不便もありますが、前記の通り、視点を変えれば利点もあります。ただ一点だけ書かせて頂けば、安定度が十分でない製品を「銀行の政治的理由につけ込んで売り込んでいるとも見える」日立のやり方は、実に巧妙だと思う反面、大きな疑問も感じる所です。ここには利用者側の視点は無く、単純に「一企業の利益のみを追求した行為」とも思えます。自由競争ですから、こうしたビジネスそのものを否定するつもりは有りません。しかし、モノは「利用者の財産を守るもの」だけに、どうしても疑問は感じてしまいます。ちなみにちょっと探してみたら日立の指静脈のページが有りました。・・・って、よく見ると日立とオムロンの共同出資会社でしょうか?

指静脈認証(日立オムロンターミナルソリューションズ)
http://www.hitachi-omron-ts.co.jp/products/senyouki/003.html

私が見た時と形が違いますが、センサー手前のパームレストは、きっと色々な人の手垢や埃で真っ黒になるか、脂ぎったりするでしょうね。「衛生面にも優れた生体認証方式」って書いてありますが、私にはそうは見えません。まあ、そんな些細な突っ込みはともかくとしても、利用者の立場では、結果的に本当に良いものが使えれば、指でも手のひらでもどっちでも構わない訳で、互いにシェアを食い合うだけで「悪貨は良貨を駆逐する」なんて事にならない様にして頂きたいと願うだけです。>富士通、日立

・東京三菱銀行と、後発の指認証導入決定銀行の視点の違い
匿名銀行員さんの投稿を拝見する限り、銀行は多くのしがらみや政治的な理由で指静脈の採用を決定している様に見受けられますが、ここは各銀行の思惑と、開発企業の思惑が絡み合ってる部分もありそうで、私には真相を見る目はありません。ただ、これは私の憶測に過ぎませんが、みずほ銀行、三井住友銀行共に指静脈の「完成品を見ていない可能性がある」のにも関わらず、指静脈に優位性が有る様なニュースを配信している点について、現時点では、利用者に対して「不確かな情報を流している可能性がある」とは言えるかもしれません。ちょっと調べてみたのですが、東京三菱銀行は導入決定の前に約1000人を対象とした店頭アンケートを実施していた様です。当然、システムに対しての不安も有ったのでしょうが、「利用者の意見を聞く」という姿勢は、好感度はとても高いですし、同時に東京三菱銀行の「利用者に対する真剣な思い」も伝わって来る気がします。また、この事は、私たち自身が「どこの銀行が信用できるか」という、一つの重要な尺度になるかもしれません。さて、今回の決定で、東京三菱銀行と同じ様に、利用者の視点に立ったアプロ-チをされた銀行はあったのでしょうか? 少なくとも私はこの東京三菱銀行の姿勢を強く支持します。

東京三菱銀行の取り組み(関連記事)
http://jp.fujitsu.com/featurestory/2004/1027btm/
http://www.atmarkit.co.jp/news/200409/28/tmf.html

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