RAV4とフォレスターは兄弟車?
更新が滞っていますが、生きてます。
体調不良と個人的な用事を優先しているため、ここまで手が回っていないと言うのが実情です。この内容に関しては、あまり面白い記事にはならないので、機会がありましたら(=゚ω゚)ノ
つい最近、トヨタ RAV4の新モデルと、次期フォレスターがほぼ同時に発表されたこともあり、「兄弟車」と勘違いしている方がいるようなので、書いておかなくちゃと思い、寝そびれた早朝にこんなトピックを起こしています。
結論から言いましょう。
「別のモデルです」
たしかに、SUBARUはトヨタの資本傘下です。約17%の株式をトヨタが所有し、筆頭株主になっています。
株式の総数・株主数
https://www.subaru.co.jp/ir/stock/quote.html
しかしながら、経営に関しては独立性を保っており、商品企画はSUBARU独自のものとなっています。完全子会社化されているダイハツとは事情が異なります。
資本関係の歴史についてですが、かつては、日産やGMが筆頭株主であったこともありますが、これまでで一番、SUBARUの独自性を重要視してくれているのが、トヨタになっています。日産の時代は酷いものでしたwwww
それぞれの製品の作りについても、大枠では全く別のものとなっています。なぜ、そんな事を明言できるのかと言えば、プラットフォームが別であることが根拠になります。RAV4は「TNGA」と言うプラットフォームが採用されていますが、SUBARUは「SGP」と言うプラットフォームです。つまり、床が同じで、ウワモノだけ変えているという製品ではありません。
SUBARUのSGPは、最初からAWDの搭載を前提に設計されているので、TGNAとは共有できないのです。かつて、こんな逸話がありました。日産が筆頭株主だった時代に、当時のジャスティをマーチのフロアを使って製造しようと検討されたことがあったらしいですが、マーチのフロアではAWDの搭載ができないことが判り、却下されています。つまり、全てのプロダクトに置いて、現時点では、AWDの搭載はマストであり、このことの優先順位を意図的に変えない限り、他社のプラットホームをSUBARUが利用することはできないという現実があります。
・・・っと、ここまで書いて、86 / BRZはどうなんだって話が出てくると思います。まあ、我々「スバリスト」の間では、常識になっていてテストにすら出ない問題ではあるのですが、トヨタからSUBARUに「OEM」していると勘違いしている方もいらっしゃるようなのでwwww こちらは少しだけ事情が異なっていて、「共同開発」となっています。企画とスタイリングはトヨタが担当し、設計と製造はスバルが担当しています。製造はSUBARUの群馬製作所です(≧∇≦)
しかしまぁ、こんな事をネットの因果地平にあるようなBlogで書かなくちゃいけないなんて、世も末ですなぁ(´・ω・`)
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