【試乗記】『レオーネRX』現代でも不思議な事に旧さを感じないクルマ:木下隆之
いい記事なんだけど、絶望的な間違いが(≧∇≦)
このレオーネRXは、AWD(フルタイム4WD)でなくFWD。そんな事も解らない試乗していたのか(爆)
初代レオーネRXには4WDモデルは用意されておりません。RXに4WDが用意されたのは二代目レオーネから。AWDが採用されたのは三代目レオーネになってからです(爆)
自動車評論家ってボロい商売だなぁ。これでいいなら、小生でもなれるかもしれん。スバルネクストストーリー推進室、雇ってくれないかなぁ。< 結構、マジらしい。
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【試乗記】『レオーネRX』現代でも不思議な事に旧さを感じないクルマ:木下隆之
今回試乗した「レオーネRX」を紹介するには、スバル1000でFF化に成功した富士重工が、4WDへ舵を切ることになった理由を伝えねばならないだろう。
1965年前後、東北電力は冬の送電線の点検補修に、悪路走破性に優れたジープを採用していた。だが、乗り心地が悪く暖房効果が低い、さらにはメインテナンスが困難でありコストも高い。そこで宮城スバルに、スバル1000の4WDが作れないかと打診があった。(宮城スバルには熱い歴史があるのだ)
そこで、ジープタイプではなく、乗用性もあるワゴンタイプの4WDが試作され、その後、商品化などが富士重工本体に移管されていく。それが現在の「スバル=4WD」のルーツである。
その魂はレオーネに受け継がれる。当初は、悪路走破性と常用性をバランスさせるために、FFと4WDを切り替えるセレクティブ 4WDで販売していたものの、時代がフルタイム4WDを求めはじめ、それに対応してスバルもフルタイム化に進みはじめた。そこにレオーネRXが存在していたのだ。
1971年製のレオーネRXを走らせていても、不思議なことに、旧さを感じなかった。いまから45年も前のクルマだというのに、いまでも通勤通学に使用できるのではないかと思えるほどに自然だったのは驚きだ。
コンディションが完璧だったこと、1960年代前半のスバル360やスバル1000をドライブした直後だったことなどを差し引いても、レオーネRXが戦後の自動車産業が難産のすえに産み落とした作品ではなく、すでに技術が確立しはじめていた時代の産物だと思える。
なんといっても、フルタイム4WD であるエンジン排気量は1361ccの水平対向4気筒である。バルブ方式は旧式のOHVだ。最高出力は93ps/6800rpm、最大トルクは11.0kg-m/4800rpmである。
FFと4WDを切り替えるセレクトレバーがあるわけではないし、ドライバーと操作系の位置関係も自然である。安全基準の緩い時代のクルマだから、ドアが薄い。それでも、ドアノブの意匠は現代のクルマとそれほど違いはない。ハンドブレーキだって、いまでも残るタイプである。
エンジン始動用にチョーク(冷寒時にエンジンのかかりを良くするために混合気を強制的に濃くするためのノブ)があったり、パワステではなくウインドーがレギュリター式だとか、ラジオはAM、空調はエアコンではなくクーラーだったり・・。そんなそこかしこでは時代の流れを感じるものの、博物館展示もののような過去の遺物に乗っている感覚が薄い。
あるいはそれは僕に原体験があることとも関係しているかもしれないのだが、少なくとも、暗中模索のクルマ作りではなく、現代のクルマと同じベクトルに位置していると思えた。
ボディのヤレもあるから、操縦性は厳しいものがある。パワーアシストのないステアリングは重いし、ハンドリングも語るのはつらい。フルタイム4WDとはいえ、コーナーリングも軽快とはいえない。けれど、その時代はこのクルマで野山を駆け回ったはずな訳だし、ラリーでも大活躍したはずである。いま乗っても現代につながる乗り味を感じることが証拠のように、スバルの歴史に結びついているのだ。
http://jp.autoblog.com/2016/10/28/leone-rx/
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