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2016/09/12

スバルのMT厨

このBlogにお越し頂いている皆様もよくご存知のことと思いますが、最近のモデルの多くのトランスミッションはリニアトロニック(CVT)です。

新型がリリースされるたびに、必ず湧いて出て来るのが「MTがあれば・・・」という連中。
最近、これに些か嫌気がさしてまして、一言書いておきたいなと思います。

これも釈迦に説法なのは承知で、リニアトロニックとはどんなものか。言わば無段変速機である訳で、何処ぞの8ATなんかより、遥かに優秀なトランスミッションな訳です。多段変速の場合、2.5速のギア比が必要な場合、燃費を気にするなら3速に、動力性能を考えるなら2速を選ぶ事になります。CVTはここを2.5速のギア比を瞬時に判断して変速します。こういうシチュエーションを走行中に無限に続ける訳ですから高効率と言えると思います。

スバルのリニアトロニックはこんな制御を続けつつ、あれだけのダイレクト感を確保していますから、開発陣のコダワリと苦労が伺えると言うものです。オマケにMTモードでは、限りなく瞬時に近いシフトワークも楽しめますし。MTでクソ重たいクラッチ踏んでる間には、シフトチェンジが終わってるという(爆)

そして、もう一つはアイサイトとの統合制御。これも書くまでも無いでしょうが、障害物を見つけてブレーキを掛けただけでは、車は止まりません。ここでも切っても切れない繋がりがある事は容易に想像ができます。アイサイトが作動して停車時にエンストしたなんて話は聞いたことが有りません。裏を返せば、この統合制御無しではアイサイトは搭載できません。WRX STIやBRZにアイサイトの設定が無いのはこれが理由でしょう。
(海外仕様には、MTの設定があるモデルもありますが、この辺りを全て織り込み済みって事で・・・)

それでも、念仏のように「MTがあれば・・・」と・・・・・。

確かに「車をMTで操る楽しさ」は、私も解っておりますけどねぇ。現実として、2週間に1度のグンマー遠征をやってると、MTは分類すると「リスク」になり、マストでは無くなってくるんですわヽ(´ー`)ノ


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コメント

 免許取得からの愛車が全てATの私が通りますよw
 MTはたまに運転するかセカンドカーであれば楽しいと思えるのではないでしょうか。あるじゃさんのように定期的に遠征される場合は確かにATだと思います。あとはクルマの性格にもよりますね。SVXにMTの設定がーという方が居ましたが、太いトルクでゆったり走るにはATがピッタリでした。

多分MT厨になると思いますが
アイドルストップと アイサイトのうるさいおしゃべりが無ければいいのになぁ・・と
確かにロングドライブでのアイサイトやATの良さはわかるので否定はしません
主婦の普段使いでちょこちょこ止まるアイドリングストップがあるというのだけでMT厨といわれても 乗り換えたくないです

だから 次はMTのある車を探して放浪するかもしれません
(本音は ぼけ防止と ただでさえ歩かない群馬県民両足使わないとマジでやばそう)

どうも、MT厨です。(w)
いや、CVTとアイサイトの有効性は理解しているのですよ。他社の小型AT車にだって、信号からの発進でおいて行かれますし。(><)

ただ、MTしか所有したことがないので、ATに乗るとシフトをどのタイミングでどう動かせば良いのか考えながらだったり、バックと思ってBレンジに入れちゃうとか、不慣れ故のストレスが酷くて。(^^;)
まぁ、新しいものを受け入れられない年寄りの柔軟性のなさと、「今時MT!?」と驚かれる楽しさでしょうか。

近い未来、自動運転車だらけの社会でシステムが暴走して一切の車が動けなくなったところで、「ワシに任せな」とMTの旧車で主人公を助ける爺さんを目指してます。\(^o^)/

夢さん
私は彩雲號で初めてATを選びましたが、選んだ理由はMTモードが付いているから・・・なんですよね。13年落ちの老骨ですが、それでもかなり良くできています。
いろんなところが、Spec.B仕様になっておりますが、トランスミッションはATで正解だったと思っています。

ねこさん
アイドリングストップは統合制御の一部かとも思えるので、簡単にキャンセルはできないでしょうね。MT厨より根っこの深い「燃費厨」が居る限り難しいかと思います。「うるせー、彩雲號は街乗りで5km/Lだぞ!」的な(≧∇≦)

ボケとの戦いの話ですが「瞬時の判断を要求される車の運転」をしている群馬県民の方が、私の棲んでいるところより進行の度合いは緩いかと(笑)

ぶらっとさん
コメントを、お待ちしておりました(≧∇≦)
シフトをBレンジ・・・はて? っと思いましたが、プリウスなんかについているエンジンブレーキモードなんですね。これは不勉強でした。

まあ、アレです。自動運転車やPHEVばかりになる時点で、我らが愛機は両車とも「化石」でございますので、大威張りできるでしょう(爆)


 リニアトロニックはいいトランスミッションですよね。ワイドバンドで伝達効率もよく、なおかつ軽量。なにより縦置き四駆のCVTなんて世界唯一ですし。
 現在はTY85搭載車に乗っておりますが、MTのほうがいいな、と思う場面と、CVTのほうがいいなと思う場面両方ありますね。
こちらは北海道なので、凍結した路面で、路地から右折して4車線道路へ入っていく場面がよくあります。MTだとシフトアップでトルクが切れた瞬間にフロントが逃げたり、かといって1速のままだとパワースライドでとっちらかったりするため、こういう場面ではCVTのほうがいいですね。(単に腕がないとも言いますが……)

MTには、メンテナンスの楽しみもありますし、FA20DITなどをMTでぶん回してみたい、という欲求も確かにあります。

Route09さん
「だろう? ポロロン♪」< このガルパンかぶれめ(爆)

付け加えるなら、300馬力もの高出力を受け止められるCVTという意味でも「世界唯一」だということも言えそうです。

ちなみに、あくまでもこれは個人的な見解ですが、DIT搭載のFA型はCVTを使うことを前提としてチューニングされているエンジンなのではないかと。上まで回す機会がないので確認はできていませんが、大排気量エンジンのような「トルクで走るエンジン」の様に思っています。

BTCCに参戦しているレヴォーグのエンジン特性グラフを見てみたいですねヽ(´ー`)ノ


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