世界の名車<第68回>現代的なコンセプトの先取り「スバルR2」
スバルR2キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
思い起こせば、亡き父が最初に買った車がR2でした。あちこちに連れて行ってもらった思い出があります。懐かしいなぁヽ(´▽`)/
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世界の名車<第68回>現代的なコンセプトの先取り「スバルR2」
1960年代から70年代にかけて、日本車は大きな変革期だった。それを端的に表しているクルマのひとつが、69年発売のスバルR2である。58年に登場して「てんとう虫」の愛称があったスバル360の後継車として発表されたモデルだ。高性能化、高効率化に向かう日本車の流れにのり、機能的でスポーティーなR2は、牧歌的ともいえる360からの大きな飛躍であった。
軽自動車枠におさまる2995mmのボディーのリアに、356ccの空冷直列2気筒2ストロークエンジン(30ps)を搭載。これは360から継承していたが、リアに荷重がかかり過ぎるのを防ぐため、エンジンブロックを軽量アルミニウム製にするなど、凝ったつくりになっていた。
360と基本レイアウトが同じR2は、開発の背景に急激な市場の変化が影響した。ホンダ(N)やダイハツ(フェローSS)などの競合メーカーが、若者向けのスポーティーな軽自動車を発売し成功を収めていたのだ。が、R2にはスタイルで、他車と一線を画す個性があった。空冷エンジンをリアに搭載するため、フロントには一般的なグリルがなく、丸形ヘッドランプが目立ち強い印象を与えていた。リアから見ると、放熱用のスリットがいくつも切られている点もR2とすぐ知れる特徴である。
当時、イタリアには同じように2気筒エンジンをリアに搭載し、レースで活躍していたフィアット・アバルトがあった。それとの共通点を見出し、日本のR2を好んだクルマ好きも多く、後にスポーティSSデラックスというモデルも設定された。
しかし、市場の変化の波は、R2ではカバーしきれないほど大きくなっていく。「リアエンジンの2世代目」を意味するR2を車名にしたこのモデルでは、より豪華な仕様を求める市場の要求に応えきれなくなったのである。途中で、エンジンを水冷化して高効率化をはかったものの、72年にレックスへと引き継いだ。
現在、ドイツのスマートが小さなエンジンをリアに搭載することで効率よいパッケージを追求しており、R2は、その現代的なコンセプトの先取りでもあったのだと感じる。
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015041017881.html
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