世界の名車<第56回>画期的メカニズムの「スバル1000」
群馬の某所に古い恩人の「FF-1」が保存されていますが、そのFF-1のボクサーサウンドは、とても乾いた音で、以前、一度拝聴させて頂いた時に鳥肌が立ちました。今度の工場祭の時に、スバリストの濃ゆい先輩に音を聞かせて頂きましょうか。(こちらは当時GT-Rを追い回したという伝説の「1300G」)
アカピがこんな特集を組んでいたとは、完全にout of 眼中でした(≧∇≦) インデックスを見ると、スバルは3回目の特集でしたね。
「4WD」はスバルが発明した用語だとは知っていましたが、「FF」まで発明していたとは( ̄ー ̄)ニヤリ
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世界の名車<第56回>画期的メカニズムの「スバル1000」
「スバリスト」と呼ばれる人たちがいる。富士重工業のクルマを愛するユーザーのことだ。日本のみならず北米などにも多いという。熱心なファンを抱えるスバルの原点ともいえるモデルが、1966年発表のスバル1000である。977ccの4気筒エンジンをフロントに搭載した前輪駆動モデルだ。それまではリアに小型エンジンを搭載したスバル360(及び450)を生産していた同社にとって、現代へと続く大転換点となったクルマなのだ。
母体が航空機会社であるため、メカニズムに凝ることも特徴だった。エンジンは重心高が低くなる水平対向型で、ブレーキはインボードタイプという、ホイール内ではなくエンジン側に取り付けてあった。そのことで乗り心地を良くしたのだ。
水平対向エンジンにインボードブレーキの組み合わせは、70年発表のシトロエンGSや71年のアルファロメオ・アルファスッドと同様。理想主義的な設計で自動車史に残るミドルクラスの欧州車より、スバル1000は先んじていたことになる。
スタイリングは華美にならず、シンプルで知的な印象で、その点も魅力だった。最初は4ドアボディーで登場し、後にパーソナルカーを求めるマーケットの要望に応えて2ドアが追加された。69年にはエンジン排気量が1.1リッターに拡大し、車名もスバルFF-1となった。
日本ではフロントエンジンで前輪駆動のレイアウトのことをFF、フロントエンジンで後輪駆動のことをFRというが、これはスバルがこのモデルで“発明”した用語なのである。
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015011950101.html
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