8位入賞のSUBARU BRZ GT300山野「結果は作戦通りだった」
猛暑の中、いろいろなドラマが有った様ですが、あれだけBRZ GT300より速い車を相手に8位入賞は大健闘です。まだまだ発展途上のマシンですので、今後の更なる健闘に期待したい所です。
-----転載開始-----
8位入賞のBRZ山野「結果は作戦通りだった」
SUPER GTセパン戦のSUBARU BRZ GT300は8位
2012年6月10日 第3戦 セパン国際サーキット
6月10日にセパン国際サーキットで行われたSUPER GT第2戦決勝レース(53周、300km)に出場したSUBARU BRZ GT300(山野哲也/佐々木孝太)は、予選12位からスタートし、8位に入賞しました。
この日、セパンは35度もの猛暑に見舞われました。予想されていたこととは言え、ドライバーには他のコースより遥かに高い負荷がかかります。ドライバーの山野は、「対策と言えば、熱中症状態に身体を慣らすことに尽きますね。レーシングスーツを着てランニングしたりして、高い温度での運動に身体を慣らしてきました」と笑顔を見せました。佐々木は、「先月のニュルブルクリンク24時間レースに向けて僕も身体を絞りました。体力的には、かなり鍛えて来たつもりです」と語っています。
6列目からのスタートということで、スタートドライバーの山野は、「回りは現時点のBRZより速いクルマだらけなので、無駄に頑張ったりしてタイヤを消耗しないことが肝心」と事前に話していましたが、レース序盤は15位まで順位を落としますが、安定したラップタイムで走っていました。19周目に早めにピットインしたのも、「集団の中で走るよりも、単独で走ってストレスないリズムを築けるから(山野)」とのこと。それが功を奏し、後半を受け持った佐々木は徐々に順位を上げ31周目には8位となります。長い距離を走ることになった佐々木は、後半少しペースを抑え一時9位となりましたが、最終周に燃料を使い果たした上位車がコース上にストップし、8位に繰り上がりました。前戦富士に続き、選手権ポイントを獲得することができ、STIの辰己英治総監督は、「この段階で8位入賞は言うことない結果です。何よりもこの暑い環境の中でもドライバーがへこたれずに走り切ってくれたことが、結果に繋がったと思います。さらに速いクルマに仕上げるよう、チームと一緒になって知恵を絞っていきたいと思います」と語りました。
山野は、「皆さん、応援をありがとうございました。今回のこの結果は作戦通りだったし、チームとしては良い流れができていると思います。しかし、もっともっと速いクルマに仕上げないと、トップチームには及びません。しかし、次のSUGOはFIA GT3勢に有利な長い直線が少なく、BRZの得意なテクニカルなコーナーが多いので、本領を発揮できると思います。是非ご期待ください」と語っています。
(SUBARU プレスリリース)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=41544
-----転載終了-----
« 「SUBARU Philosophy」のご紹介 | トップページ | 小田原地震の発生周期、連動で首都圏地震へ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント