« 永田町高校の卒業式 | トップページ | トヨタ、ジュネーブショーにFRスポーツ「FT-86 II concept」を出展 »

2011/02/26

富士重、軽乗用車に幕 「スバル360」から生産53年

既に決っていることとは言っても寂しいものですね。さあ、この撤退が吉と出るか凶と出るか。私はこの事で、スバルは得るものより失うもののほうが多いような気がします。一つの節目なので記事をクリップと。
-----転載開始-----
富士重、軽乗用車に幕 「スバル360」から生産53年

 富士重工業は4月中に「ステラ」の生産を終了し、軽乗用車生産から撤退する。1958年に軽乗用車「スバル360」で自動車事業に参入し、前身の中島飛行機時代からの技術力に支えられた軽量ボディーなどで軽乗用車業界をリードしたが、今後はダイハツ工業からの相手先ブランドによる生産(OEM)車の販売のみとする。軽の商用車「サンバー」の生産は当面続けるが、53年間の軽乗用車生産の歴史に幕を閉じる。
 スバル360は飛行機技術を応用した車体とフレームが一体化した軽量構造が特徴。58年の発売後も、乗り心地を重視した「四輪独立懸架サスペンション」や静かで力強い「四気筒エンジン」の採用など、高度な技術にこだわったクルマづくりを続けてきた。
 しかし、トヨタ自動車との提携により、2008年4月に軽自動車はダイハツからOEM供給を受け、「レガシィ」などの主力乗用車に経営資源を集中することを決定。最後の自社生産軽乗用車であるステラ(06年発売)の生産打ち切り後は、群馬製作所本工場(群馬県太田市)の軽自動車用ラインを、トヨタと共同開発しているスポーツカーなど普通乗用車を生産するラインに改修する。
 商用車「サンバー」も時期は決まっていないが、生産を中止する。
http://www.chunichi.co.jp/article/car/news/CK2011022602000170.html
-----転載終了-----


« 永田町高校の卒業式 | トップページ | トヨタ、ジュネーブショーにFRスポーツ「FT-86 II concept」を出展 »

コメント

ついにこの日が...。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

引用された記事は、富士重工業のこだわりを理解して書いてくれていますね。
そのこだわりを切り捨てた後に何が残るのか。
私も残るものより失うものの方が多いような気がします。(--;)

ぶらっとさん
ついに来てしまいましたね。
技術と言うものは、継承されるからこそ進化しますからね。特にスバルと言うブランドに於いては、この技術と言うキーワードは極めて大きな意味を持ってるはず。
カンブリア宮殿では、解ったような事を言われてましたが、本来なら単純にマーケットの大小で判断できる性質のものじゃ無いってのが解ってないんですよ。> 森社長&経営陣

本当に寂しい!!
が、しかし我々にはまだ農道のポルシェが残っている。頑張れ!!

ただ、ふと思ったのですが、提携発表時にトヨタさんが約束した事を反故にしている以上、富士重も軽生産撤退の発表を覆してもいいんじゃない?

chiharu_legacyさん
ありゃ? トヨタの約束の反故って、私は把握してないです(^^;)スミマセン

未確認情報ではありますが、ダイハツからのOEMでは、スバルはひどい目に遭ってるという情報もありますね。なんでも、初期不良がハンパな件数ではないという話もあります。

まあ、良いものを作っていても売れなければ意味が無いのは事実ですが、スバル自身が生き残り、次の世代のモデルが出せるだけの売上が上がっていれば問題は無いわけで。商売が下手なのは、今に始まったことでは無いので、森社長が描いているような、変な「スケベ心」を持たなければいいんですけどね。> スバル

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 富士重、軽乗用車に幕 「スバル360」から生産53年:

» ケノーベルからリンクのご案内(2011/02/27 08:59) [ケノーベル エージェント]
太田市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

« 永田町高校の卒業式 | トップページ | トヨタ、ジュネーブショーにFRスポーツ「FT-86 II concept」を出展 »

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31