トヨタ、スバルの新型スポーツ車投入を先送り
ネットをうろうろしていて、見つけた記事です。転載しておきます。
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トヨタ、富士重との新型スポーツ車投入を先送り 2012年以降に
トヨタ自動車は富士重工業と共同開発を進めている新型の小型スポーツ車の生産、商品化を先送りする方針を固めた。当初は2011年末に生産を開始して国内で投入する計画だった。延期期間は未定だが、12年以降で市場動向を見て判断する。両社は4月に提携を拡大、スポーツ車事業は協業の柱だったが国内市場の低迷が深刻化。十分な販売を確保するのが難しいと判断した。
両社は4月、トヨタが富士重工への出資比率を8.7%から16.5%に引き上げることを決めたのを受け、共同で小型のFR(後輪駆動)式スポーツ車の開発に着手した。富士重が群馬県大泉町に専用の新工場を建設し2011年末に生産を開始、一部をトヨタに供給して両社ブランドで販売する計画だった。生産台数は年間10万―15万台を想定していた。
トヨタ、富士重との新型スポーツ車投入を先送り 2012年以降に(2008年12月20日 日経ネット)
ーーー転載終了ーーー
まあ、このご時世で新しい工場を建てるという話が先送りされたと言う事でしょうね。これと引き換えに、軽四撤退を決めた富士重工としては、果たして売るモデルが有るのかと言った所。来年に控えているレガシィのフルモデルチェンジ以降、暫くは新しいモデルの投入が暫くなさそうな所は、大変な苦戦を強いられると予想されます。主力のレガシィはクラスアップしてしまうし・・・・。
北米ではサイオンブランドで発売を予定していたこのFR車へのトヨタのこだわりは「所詮この程度」というところが見え隠れしていて、富士重工が不憫でなりませんね。サイオンと聞いた時点で、どうも釈然としない話だなぁとは思ってはいたんですが。今、富士重工に本当に必要なモデルは、このFRなんかじゃなくて、コンパクト。軽四とインプレッサの間を埋めるモデルだと思います。これはまた別の話ですが。
いっその事、こんなFRの話などはチャラにして、本工場の現行の設備で、軽四の生産を継続をした方が、富士重工の為になると思えるのは私だけでしょうか?
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また延びましたか。
そもそもこのスポーツ車のために生産設備確保というのも軽自動車から撤退した一つの要因でしたので、「ならば継続」という線もあってよいように思いますね。
投稿: yostos | 2008/12/21 10:18
yostosさん
まさに、富士重工としてみれば踏んだり蹴ったりですね。軽四まで失ってしまうのでは・・・・。まあ、新工場を建てる体力が、今の富士重工には無いとも読み取れますけど。私はこれを機会に、軽四の製造継続を強く希望します。
投稿: Algernon | 2008/12/21 10:39
軽四の生産継続に大賛成です。特にRRサンバーは残すべきです。
軽とインプの中間を担うコンパクトも待望です。こちらはG4eコンセプトの開発を推し進めて量産化が望ましいですね。
投稿: ジャック | 2008/12/22 00:03
ジャックさん
コメントをありがとうございます。
「世界のトヨタ」と「走りのスバル」のコラボレーションには魅力はあるのですが、しかしながら、この共同開発のFRが今のスバルに本当に必要なモデルかといったらNo、軽四撤退と引き換えにする程の大きな市場インパクトがあるとは思えないんです。だったら、とっととチャラにして、ジャックさんが言われる通り、G4eコンセプトをベースとしたコンパクトモデルの市場投入を急ぐべきです。
軽四市場で、売れないから辞めるという決定は、単に市場を明け渡すだけの愚行と言っても過言ではないでしょう。スバルにはスバルにしかできない事が有る事に気づいて欲しいものですね。是非、これを機会に目を覚まして頂きたいものです。
投稿: Algernon | 2008/12/22 20:01