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スバルの寂しいニュース

ネットをフラフラしていたら、こんなニュースを見つけてしまいました...(/_-;)

--- 引用開始 ---
富士重工業、新型車開発で品質の適正化を徹底

富士重工業は、今後の新型車開発で、過剰品質の改善に取り組む。アルミなど、高コストな素材を見直すなどして、大幅なコストダウンに結び付ける。07年以降、市場に投入する主力車のフルモデルチェンジでは、サスペンションなどに採用しているアルミ部品について、スチールなど他の素材へ切り替える。

(2006.12.21 日刊自動車新聞)
--- 引用終了 ---

まずは、本当に今まで「過剰品質」だったのか? 私個人の答えは「NO」。そのモデルの性能を確保する目的で、必要な素材を選び、設計されていたとは考えてます。確かに、最近の限定モデルの展開を見ると、以前より「利幅がより大きく取れる」モデルを中心に積極的にテコ入れが行われている様に感じられますので、車の価格そのものが高いのでしょう。例に挙げると、私の所有する「B4 3.0R A型」と、現行型の内装を比較すると、嘆かわしい程のコストダウンが「見えて」しまってます。これは、素材のクオリティと言うより、むしろ見せ方の問題。大手のメーカーさん等は「見せ方」で工夫しています。ここはスバルは今以上に学ぶべきでしょう。

記事をそのまま読めば「市場に投入する主力車のフルモデルチェンジ」とありますから、コレが始まるのは、「次期インプレッサ」からと見るのが正しい見かたでしょう。そして、これが「ホットモデル」と「スタンダードモデル」の差別化の部分として、メリハリを付けて行われるなら、それはそれで納得できると考えています。結果的に、この事で価格を抑える事ができるなら、今より多くの人にスバルの面白さを理解して頂けるチャンスが増える事でしょう。

しかし、もし「走りを訴求するモデル」までこれをやってしまったら、「スバルのDNA」に大きなキズが付く事は明らかです。必要な場所に必要な素材で、そして、そのモデルを手にする人の「マインド」を大切に考えた、素材選び、見せ方を期待します。エンジニアの努力が重要なのは書くまでも有りませんが、更に踏み込むなら「人の感性に踏み込んだデザイン」に仕上げられているかどうか、ここが重要な鍵になっている様に思えてます。

・・・とは言いながらも、私が一番引っかかってるのは、森社長のこの言葉。「おい、スバルよ、一体ドコに進むつもりだ?」 そんな風に思えてなりません。

【参考】
同じ事をしろとは言えませんが、こんな記事を読んでしまうと、随分と弱気になったものだと嫌でも感じてしまいます。
アルミパーツの採用でパフォーマンスも向上 アウディTTロードスター(DrivingFuture)

【トラックバック先】
レガシィ記念日 100万台(スバルレガシィオフシャルブログ様)

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コメント

以前、自分もこの手の記事を読みました。
スバルがコストに対し、ちょっと疎いのかな?という気はしていますが、スバルが削るべきところはそこじゃないだろう!?と思います。。
極端な話『アルミホイールは軽いけど高いので、重いけど安いスチールホイールにします!』と言っている様なものですよね。

コレがホントならスバルの行く先が非常に心配です。。。

投稿: 160SX | 2006/12/23 22:12

国内市場の先細りを考えると、こうしたコストダウンは有って当然だと思います。でも、スバルは、その独特の車作りの哲学に惚れ込んだエンスージアストが支える趣味性の高いメーカーです。この部分が「プレミアムブランド」の素質を持っていると考えている所です。勿論、スバリストの欲目を引いて考えても、道のりは遥かに遠そうですが...orz

「過剰品質」と言えば、確かにそんな所も有るかもしれませんが、次期のモデルで、何を持って「過剰」と考え、どんなカタチでモデルに反映してくるのか、これからのスバルの「モノ作り」が問われることになるでしょう。個人が様々な価値観を持ってモノを選ぶ昨今、「安いんだから仕方ない」という「甘え」は通用しません。

「スバル360の時代にやった事」が、この時代になって再び要求されている・・・私はこう感じています。

投稿: Algernon | 2006/12/24 02:07

「走りに重要な部分ではお金をケチらない」というのが、360時代から続く伝統的なスバルのお金のかけ方と感じていました。「その代わり高級車並の価格になっても直接走りに関係しない内装は安っぽい」という欠点もありましたが、それでもそんな車造りの姿勢に共感してスバルを選んできました。
確かにGT系で始めたアルミボンネットを全グレードに拡大した現行レガシィなど、行き過ぎでは?という所もあったように感じます。グレードの性格に合わせた見直しなら歓迎ですが、無差別にコストダウンだけしたら幻滅です。
安くなっただけではユーザーの激増を見込めるわけでなく、逆にスバルのファンが離れてしまわないかと心配です。
トヨタ資本が入ったときに心配したことが現実になりそうで怖いです。スバルは「自分たちが為すべきこと」を見失っているのでは?(--;)

投稿: ぶらっと | 2006/12/24 11:17

スバル360の「モノ作り」の逸話を知っている人間なら、こんなリリースは絶対出せません。たとえ、本当にやるとしてもです(ーー;)

横並びで行われるかどうかは、モノが出てみないと解りませんが、こうした方法をとらずに「スバルらしさを出した生き残り策」って有ると思うんですよ。

レガシィの売り上げも驚く様な状況の様ですし。ステラも同様な状況の様で・・・撃てる弾が無いという現状も有るのでしょう。そこに来てこのリリースと考えると、株主に対してのポーズや・・・いろいろと面倒な事も有るのでしょうけどね(ーー;)

私はスバルの「エンジニア魂」を信じて待つ事にします。

投稿: Algernon | 2006/12/25 08:20

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