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LEXUS IS350に試乗しました

もう、こんな「むむぅなメーカー」には付き合ってられない(爆)と言う事で、次期導入候補のレクサス IS350(LEXUS IS350)の試乗に行ってきました(w)

いや、以前の記事でレクサスとは何ぞやという疑問と、最近、街で見かける様になったISを、もっとしっかりと見ておきたかったのが本当の理由です。私の収入でレクサスなど買ったら、家に居られなくなります・・・すんません、完全に冷やかしです...orz

実車を目の前にしてみた第一印象は「日本の工芸品」です。外面を構成するすべてのラインや面が、シャープに、しかも途切れる事無く見事に繋がっており、光線の方向によって様々な表情を見せます。これは他のトヨタ車では、見る事の出来ない徹底して差別化されたラインです。特に印象深かった所は、Cピラーの中心部とドアのショルダーラインを繋ぐ柔らかな面がうっすらと入っており、ウインドウの後の線とやや太めに見えるリアピラーに韻を踏ませてアクセントとしている所、そしてそれと相反する様なダイナミックな印象を持つフロントフードのプレスライン。こうした「静」「動」が絶妙に組み合わされていました。レクサスが主張するデザインコンセプトの「先鋭」「精妙」が圧倒的な説得力を持って表現されていました。瞬間芸とも言える、現在の他のトヨタ車とは違い、明確なコンセプトと意図を持ってデザインされている事をハッキリと感じ取る事ができました。

インテリアは、思っていたほどゴージャスではなく、むしろ質素。エクステリアのコンセプトをそのまま持ち込んだ印象は好感度は高いです。素材の特徴を生かし、あくまでも人を中心とした、使いやすさを突き詰めたデザインは、前回試乗したレガシィの2006年モデル(Dタイプ)とは、全く比較になりません。メーター類の視認性は抜群です。もちろん、内装の「鳴き」は全くございません(爆) インテリアに関して言えば、レガシィ(Dタイプ)は「専門学校の卒業制作」、レクサスは「匠の技」と言ってもいいでしょう。スバルはもっと激しく学ぶべきですね。

そして、いよいよ試乗。IS350 Version Sの試乗車でした。走り始めたときに感じた、静かなエンジンと、少し突き上げがある足周りは、このIS350の隠れたパフォーマンスを期待させるものでした。ただ、380Nm(38.7kg)という恐るべきトルクの恩恵は、一般道路では感じる事はできませんでした。私のレガシィ3.0Rとほぼ同等、ないしは少し太い程度と言った体感です。また、これはFR独特のフィーリングなのでしょうが、フロントの接地感がもう一つな感じです。ブレーキのタッチは思っていた以上に硬質でした。
そして、営業さんに促されるまま高速道路へ。ここで初めてアクセルを全開に。しっかりとした足回りと、ボディ剛性の恩恵でしょうか、矢の様な直進安定性と加速は有る意味「化け物」です。ただ、これも体験した事の無い世界ではありません。現行のインプレッサ WRX STi(Impreza WRX STi)に極めて近いフィーリングです。しかしながら、天候を考慮した安定性はAWDの恩恵を受けているインプレッサの方が上とは言えるでしょう。大排気量のNA独特の伸びやかな加速感は、レガシィ3.0Rに近いフィーリングです。しかしながら、ドライブバイワイヤーを使って、とても微妙なアクセルワークにも追従していますが、何故か時々アクセル制御が考え込みます。スポーツモードでペタンとアクセルと踏んでから、2テンポ遅れて全開になったり、交差点でアクセルを踏んでも車が動かなかったり・・・頭が良すぎるのでしょうか(w) 全体的には好感触では有りますが、些か疑問も残ります。

・・・とまあ、私にしては緩めの事を書いていますが、突っ込みどころも満載です。インテリアはとても良く考えられてデザインされてはいますが、操作系のインフォメーションは、日本語と英語が混在しており、どっちかにしろよと言うところ。メタルのペダルをセットアップしている割には、思いっきり邪魔な足踏みパーキングブレーキ。灰皿の中身を取り出す時のせり上がり機構は思わず苦笑してしまいました。しかも、灰皿を外して小物入れに換えるには、約17000円もかかります。また、スポーツセダンを自称している割には、ATのマニュアルモードがセミオートな所もちょっと違和感を感じます。(ISのマニュアルモードはシフトの「上限」を決める) また、Dレンジのままだと、パドルシフトは全く機能しません。とても良くは出来てますが、ISの本来の訴求点である走る事以外の部分に、奇妙な力の入れ加減が感じられます。でも、今の国産の車の中では、突出した存在では有りますし、魅力の強い車だとは感じました。

最後に強烈な突っ込みを一つ・・・・イヤなヤツが来たぞー(w)
清潔で静かな店内。センスの良いファニチャー(注:パソコンは窓機だったので、センスが良いから除外) 知性を感じる営業さん。白いスーツ&スカーフ姿で、角度60度のお辞儀をする受付。噂通りの素晴らしいお店です。トヨタを含めて、他のディーラーではとても考えられない「お持て成し」をしてくれます。そんな店内で、Nature callで店の奥に行くと、途中のスタッフルームから数名の豪快な馬鹿笑いが・・・レクサスさん、化けの皮が剥がれちゃてましたぜ・・・(^^;)

まあ、人間だから仕方ないでしょう。でも、お姉さんはお素敵でした、いやホント(爆) < よほど気に入ったらし



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コメント

自分もレクサスには二度ほどお邪魔しました。
太目の排気音と、LSDのチャタリング音とを響かせつつ。
ええ、完全に冷やかしです(爆
けれど、たまたま当たった人がこの手のクルマに理解のある人で、妙に話も盛り上がってしまい。。

それぞれIS250とGS450hに乗りました。
よく走るし、足もしっかりしている。
けれど、何だか、不自然な感じがしていました。
レクサスを出て、自分の車を運転しつつ、やっぱりダイレクトでメカニカルの方がイイよなぁなどと。。。


レクサスディーラーは静まり返っているので、笑い声はたいそう響き渡っていたのでしょうね。
イメージからして、一番慎むべき行為のような気もしますが、まぁ、仕方ないといえば仕方ないんでしょうね。

投稿: 160SX | 2006/06/12 20:41

コメントが遅くなりました。
不自然な感じ…ここは恐らく、トヨタの「割り切り」の問題かもしれませんね。レクサスの市場を考えると、競合はBMWやメルセデス等の欧州勢。こうした車との差別化をどう図るか、そしてトヨタの言う「上質」(高級)に対する期待に答えなくてはならない。こうした部分が、レクサスの車に現れてしまっていると見ています。ここが「とても良く出来ている。でも、何かが違う」そうした疑問を持ってしまう原因かもしれません。

これがレクサスの色と言ってしまえばそれまでですが。

でも、お姉さんは最高です! < まだ言ってやがる(爆)

投稿: Algernon | 2006/06/17 08:05

>でも、お姉さんは最高です!
同感です(笑

不自然といえば、ディーラーの雰囲気も、自分にとっては非常に不自然でした。
無理に丁寧に、堅い感じで。
もうちょっと親しみやすい面があったほうがいいんじゃないかなぁと。
まぁ、それもレクサスの色、なんでしょうか。

投稿: 160SX | 2006/06/17 11:01

レクサスというブランドと、そのチャネルについては、以前の記事に書かせて頂いた通りの思惑が見えますね(笑
レクサスの販売チャネルを立ち上げるにあたっては、ちょっと公の場所では書けない事まで配慮していると聞いています。こうした中に、「他社の車を絶対に卑下しない」という項目ももちろん入っていることでしょう。
メルセデスで寄り付こうが、シャコタン鬼キャンの珍走団仕様の車で押し掛けようが、対応は同じでしょう(w) レクサスとは、そういう「ブランド」だと解りました。
ただし同じく、国内展開を検討している(?)「インフィニティ」「アキュラ」で同じ事が出来るかどうか、ここはやはり疑問には感じますね。< 嫌なヤツ

投稿: Algernon | 2006/06/17 12:59

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