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SUBARU BOXER6の憂鬱(5)〜回答

3.0Rのエアコンの異音問題に対する、富士重工の回答の概要を転載させていただく。

・原因
 アイドルの回転数がベルトの縦振動固有縦振動数に一致した場合、ベルトが共振、バタツキが発生。搭載されているベルトテンショショナーのトルク特性が設計公差上で低めの場合、ベルトのバタツキに耐えきれず異音の発生となる。
・対策
 6月中旬に対策部品の量産品を提供。サンプル品は5/24から1週間以内に提供可能。

以上の内容だった。しかしながら、この対策は回答書を見る限りでは「テンショナーの再張力アップ」としか読み取れない。つまり「具体的な対策内容」についての記載は無いのだ。共振が原因なら、その共振を抑える方法が、最も確実な方法だろう。テンショナーの張力アップが対策という事なら、その「共振の原因が把握されていない」ということになる。力技だ。

とは言うものの、ベルトテンショナー、ベルト、関連部品共にバンドー化学製のトータルソリューションを使用していると見える点、音源はデンソー製のコンプレッサーと言う事を考えると、取れる手段は少ないのだろう。また「たかが異音」で、この共振を抑える為の設計変更を行う事は、コスト的にも見合わないと判断し、最も手短かな方法を選択したのだろうとも予想できる。まあ、この選択に関しては理解できなくはない。されど、ユーザーとその車は「一期一会」である。こうした対応のマズさで、二度とスバルを選ばなくなるユーザーも居るだろう。富士重工にとって、たかが一台の車だろうが、その一台が所有するユーザーにとっての「メーカーの評価」に直結する事は明らかだ。

ディーラーのサービス課長と相談の結果、量産品の設計公差上限の部品を用意して頂く事になった。ただ、原因が原因だけに、完治するかどうかは怪しいものだ。治れば儲け物である。まだ、回答書の突っ込みどころや、後日談が有るが、現時点での公表は止めておこうと思う。

ただ、これだけは他のユーザーの為に書いておく必要が有りそうだ。トラブルの一連の経緯と、回答書からの推測の域を出ないが、このエアコンの異音問題は...

「3.0Rの2006年モデル(Dタイプ)でも発生する可能性がある」


という事だ。Aタイプ、Bタイプ、Cタイプも同様だ。現時点ではEZ30Rの持病と言ってもいいだろう。もしかしたら、経年変化でも発生するかもしれない。もし同様のトラブルが発生しているユーザーが居れば、6月中旬以降、ディーラーに相談してみる事をお勧めしておく。詳しい現象と、確認方法はSUBARU BOXER6の憂鬱(1)を参照願いたい。

今後、この記事が続くか続かないかは、富士重工の対応次第。富士重工のクラフトマンシップを信じたい。

つづく

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