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SUBARU BOXER6の憂鬱(2)

富士重工の名誉の為に書かせてもらうが、この一ヶ月の間、なにも動きが無かった訳ではない。ディーラーを通して、本件ともう一つの「別件」についての原因説明をお願いしていたのだが、別件については、とても納得性の高い回答を頂いている。まあ、実際には有ってはならない事なのだが...orz

ただ、このベルトテンショナーの件は、全く回答になっていなかった。報告書に書かれていた原因は、既にディーラーから聞いているものであり、オマケに結論は「推察」で締められていた。つまり、私はディーラーから2004年9月に原因調査の依頼をさせて頂いていたのにも関わらず、何も調査されていない事を知った訳だ。しかし、現象は発生し続けている。じゃあ、私は何を待っていたのだ? 莫迦にするのにも限度がある。スバル技術本部は、全く顧客の方を向いていない。「トラブルはCADの前で起ってんじゃない、現場で起ってんだ(C)踊る男」である。

この直後、富士重工からディーラーを通して提案が有った。新品の部品ではなく、ある程度使って安定した部品で対応してみようとの事だった。この対応の為に、3.0R Spec.B、OUTBACK 3.0Rの2台の試乗車が用意された。私も立ち会い、現象がどうなっているのか確認させて頂いた。二台とも見間違いが無ければBタイプ、肝心の音は「揚げ足を取るつもりなら、かすかに聞こえるもの」だった。つまり、ほぼ聞こえないレベルのものだ。実際にそれぞれの車の座席に座り、音の状況と確かめている。また、エンジンルームをみて、ベルトの動きも見ている。双方とも、精密機械の一部としてきちんと回っていた。そして、走行距離が延びている車の部品を使う事にした。

部品を交換しようと、私の車エンジンルームを見る。ここで明らかな異変に気づく。ベルトテンショナーは、その役割故に微振動が起っていても不思議ではないそうだが、これはベルトの回転方向と同じ振動の場合だ。私の車に組付けられていた部品は、回転軸方向にワラッていた。まるで「ホイールナットを締め忘れたタイヤの様」だった。
交換の前に、現象を再確認。メガネレンチをプーリーを固定しているナットにかませて、手で張力を上げる。確かに音は消える。逆に張力を緩める、音は更に大きくなる。確かに原因はここに有るように見える。音の発生源はエアコンのコンプレッサー(デンソー製)だった。

部品を組み付ける前に、選定した部品と私の車の部品の差異を調べる。二台の車のベルト、テンショナーとも同じメーカー(バンドー化学製)であり、部品番号の刻印位置以外は、変わっている場所は見受けられない。部品の版数と思われる刻印も、同じ様に見られた。差が有るとすれば、プーリーの軸方向に若干のガタが有る様に思える程度だった。
余談になるが、バンドー化学のサイトを見ると、テンショナーがどんな部品なのかを知る事ができる。オートテンショナと記載されている部品だ。

始めに私の車に、選定した部品を組み現象を確認する。音は遥かに小さくなり、容認できるレベルになった。部品の動いている状態も、試乗車と同様に良好だった。次に問題の部品を試乗車に組み付ける。ところが現象は遥かに改善されてしまった。回転している状態はワラっているのだが・・・。

とりあえず、これで様子を見るという事で引き上げた。家への道では、極めて良好な状態だった。このまま、現象が収まれば良いと祈るのみだった。

ところが、その一週間後、期待は見事に裏切られた。現象は再発した。

元の木阿弥である。

(まだ、つづく)

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