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SI-DRIVEの可能性

いくつか書きたい事があるんですけど、今回はニューヨークモーターショーで発表され、スバル レガシィの今年のマイナーチェンンジで、国内にも投入が予想される「SI-DRIVE」について、考えてみようかと思います。

【ニューヨークモーターショー06】スバル、3モード選べる「SI-DRIVE」

まあ、初めてこの記事を読んだ時に、「小手先な技を考えやがって」というのが第一印象でした。現在もスバル車(ATモデル)はecoモード、ドライブ、スポーツの3つのモードが選択できるので、呼び方が変わってるだけとも取れますが、スポーツモードでのユーザーインターフェースは最悪で、エンジンブレーキを使うべくシフトダウンをしてしまうと、マニュアルモードに移行、スポーツATモードに戻すには、シフトレバーを一度ドライブに入れ直さなければなりません。「スポーツATモードのマニュアルシフト」は出来ないと言う訳です。ドライブでは可能なのに・・・これは、どう考えても変です。正直、このユーザーインターフェースを考えたエンジニアと、エレクトロルミネッセンスメーターの各種インジケーターのレイアウトを考えたデザイナーは「むむう」じゃなかろうかと...と話はズレましたが、このあたりの混乱をこのSI-DRIVEで解決できそうです。
Sモード、S#モードはロータリースイッチで変更、iモードはスイッチをぶっ叩くという操作性は考えられていますね(w) あ、私ならiモードとSモードをロータリーで変更、S#は押す方が「熱い」と思えますけど(爆) メーターのグラフィックも凝りたいですねぇ。どんな「センス」でインジケーターがデザインされているか、生暖かく待つ事にしましょう(w)

で、たったこれだけで済ませるのでは、SI-DRIVEと命名する事自体、おかしいと思うので、少し踏み込んで予測してみようかと。まず、4代目レガシィで、新しく導入されたものの中で、ドライブバイワイヤーがあります。これは、PROVAから出ているキットのバイワイヤーコントローラーでも解る通り、変更が出来る訳です。3.0R(AT)の場合は、スロットル開度を緩やかに立ち上げる事で、上質な加速から、ダイナミックな加速へと推移していく事が体感できます。これとMT仕様のスロットルの立ち上げ方は、フィーリングが大きく異なるものです。また、バイワイヤーコントローラー搭載車も、まったく異なるフィーリングになることも体験しています。

そして、もう一つ、これは誰にでも想像できると思いますが、エンジン特性を変化させる。3パターンのECUの制御マップを搭載していると考えられる事です。私はGT系のターボモデルでは、S#モードを選択する事で300馬力超えが設定されているのでは?と考えています。この事は、エコモードを相反する制御になる為に、両立する事は難しいでしょう。前記のスロットル開度との二点を複合して変更するだけでも、車は全く別の性格を持つことができるでしょう。これはとても興味深い事です。

更にもう一つ、トヨタのハイブリッド技術が投入された場合を考えてみると、さらにこの効果は大きくなる事が予想されます。iモードではモーターを可能な限り使って、ガソリンエンジンの使用頻度を極限まで下げ、燃費を稼ぐ。Sモードでは通常のハイブリッドモードでバランス良く。S#モードではハイブリッドシステムとガソリンエンジンの相乗効果による異次元のパワー・・・こんな事も実現できるでしょう。

スバルの持つスポーツ性を堅持しつつ、環境性能を明確にしっかりと分け訴求する。この間に人の意思を介在させるアイデアは、将来の様々な可能性を夢見る事ができます。一見、小手先に見えますが、スバルらしい回答ではないかと感じています。

【2006年5月25日追記】
カタログ上の数値を見る限り、今回はエンジンパワーの変更は有りませんでしたね。最高出力を誇るより、エンジンが回るフィーリングを楽しむ事ができるなら、これに勝るものはありません。考え方を変えれば、大人の選択と言えましょう。さてさて、このSI-DRIVEでどんなフィーリングの変化を楽しむことができるのでしょうか。興味津々です。

【トラックバック先】
レガシィもリニューアル(お庭でいっぷく様)

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