Intel Mac、ユニバーサルアプリの憂鬱
昨日、発表されたIntel Mac。相当に速い様で、ちょっとばっかり騙された気持ちになってます(w) 今まで、そんなに遅かったのか?!なんて感じですか(爆)
なんでも、PPCコードをIntel Macで走らせる為のRosettaは、G4のAltiVecもエミュレートするらしいので、正に「力技」という感じでしょうね。これは「マジ燃え〜(C)第6世代型某7号」な展開です。
ところが、些か心配事も無い訳ではありません。今回のCPU移行のキーテクノロジーになる、Universal Applicationが、予想以上に大きなパッケージになっており、些かびっくりしています。
林檎の世界で、有名なFTPクライアント「Fetch」が、早々にベーター版のUniversal Application版の5.1b1を配信し始めたので、PowerPC版の5.0.5と比較してみました。バージョンが異なるので、単純比較ってことは出来ませんが、あくまでも参考ということで。
| size | |
| Fetch 5.0.5(PPC) | 13.8MB |
| Fetch 5.1b1(Univ) | 41.3MB |
これをAdobe PhotoShop CS2に置き換えると、89.4MBが、267.5MBに膨れ上がる事になり、こりゃビックリという印象です。でも、最近はディスクもむっちゃ低価格になってますので、なんとかしのげるでしょう。ちなみにこのFetchのMacOSX 10.3.9環境での起動時のメモリー占有量は、
| 実メモリ | 仮想メモリ | |
| Fetch 5.0.5(PPC) | 24.52MB | 123.37MB |
| Fetch 5.1b1(Univ) | 31.84MB | 145.2MB |
でしたので、誤差の範囲内かなとも思えます。この程度なら、あまり大きなインパクトは無い様に思えます。Rosettaを使ったアプリの動作速度がどの程度なのかは、極めて興味深い所ですし、今後、明らかになってくるでしょう。
ただ、心配なのは、このUniversal Apllicationの提供形態です。ソフトウェアベンダーにしてみれば、正しく「渡りに船」。ソフトウェアの機能アップしなくても金が取れる理由できるという訳で、虎視眈々と狙っている所は多いのではと思えます。また、この巨大化するパッケージを逆手に取って、Universal Applicationではなく、Intelネイティブに切り替える「有料片道キャンペーン」なんて事を考える所も出てきそうです。
既にAppleのソフトウェア群のUniversal Applicationへの書き換えは有料。e-frontier Shade 8では、良心的に「登録ユーザーは無料ダウンロード」という違いが出てきてます(^^;)
このあたりは、それぞれのベンダーの考え方が見えてきそうで、今後の動向は注目ですね。
【2006年1月20日追記】
有ったら良いなーと思っていた、ユニバーサルバイナリーの使ってない方を削除するフリーソフトが、有名な新しいモノ好きのダウンロード様で紹介されてましたので、メモしておきます。
Greg Weston's Downloadable Software(download page)
「TrimTheFat」
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コメント
Appleの担当者へのインタビューでは、インストーラがCPUを判断してそれぞれのバイナリをインストールするものもあるようです。インストール方法によって変わってくるという事ですね。
そうなると、これまで外付けのHDにバックアップしていた自分の環境を他の人のマシンで起動する、ということができなくなってしまう場合もありそうですね。
それにしても、移行への本気度の凄さを感じます。モノは出すからついてこい!みたいな…(笑)。
投稿: Solid Inspiration | 2006/01/12 23:25
やはり、CPUを認識してコードを変えるという方法も用意されているんですね。大容量HDDの価格が下がったと言っても、みんながみんなこんなに大きくなってしまったら、キリがありませんし(^^;)
確かに6809系からPowerPCへの移行の時より、本気度の強さはは私も感じてます。現時点ではまだ様子見ですが、こりゃ思ったより速くIntelMacへの移行を検討せねばならないかも・・・(^^;)
投稿: Algernon | 2006/01/14 12:59