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レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編最終回)

本日、6月16日(土)、3.0Rの引き取りに行って来た。時間を読み違い、約束の時間より、やや早めにディーラーに着く。ディーラーでは、既にスバルお客様相談センターの担当さん、某ディーラー本社の整備課長さん、ディーラーの営業所長さんが出迎えてくれた。まず、車の対策の説明をとの事だったが、敢えて車の仕上がりを先に見させて頂く事にした。論理的な説明を先に聞いてしまうと、頭の中で勝手に良い方向に判断してしまう恐れがあった為だ。問題は使い勝手であり、対策の内容では無いからである。
相談センターの担当さん、整備課長さんに同乗して頂き、ディーラーの周辺を一回りするというコースを選んで、対策の効果を確認させて頂いた。すると、どうだろう! いままで、このディーラーの周辺の渋滞情報は見た事が無かったのだが、見事に情報が表示されている。4週間に渡る様々な対策は、完全に効果が出ていた。実に見事な仕上がりである。っていうか、やっとマトモになった…のか? (苦笑)

ディーラーに戻り、相談センターの担当さんと、整備課長さんから、「報告書」を元に、私の車の今回のトラブルに関しての詳細な説明を聞く。調査内容は、アンテナフィーダー線、アンテナアース等のライン完成時からの変化(故障)が無いこと、アンテナ入力レベルに於いて、比較対象車との電解強度の調査では問題無しだったとの事だ。実際のデータも開示して下さったが、技術情報である為に、この場での公表は控えさせて頂く。私の車に行われた対策は、「レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編5)」で報告させて頂いていた、設計公差内での受信感度の高いNAVIの搭載。そして、アンテナからNAVI部までのラインの引き直し、エアコンの室内ファン、外部の電動ファンのモーター等が発生させているノイズを除去する為のフィルタの搭載等が行われていた。前者の対策は富士重工が行い、後者はディーラーが様々な経験を元に、FMの受信感度が悪い車に対して行って来た対策をできる限り盛込んだとの事だ。アンテナ周辺に異常が無いと言う事を考えると。電装系の取り回しなどが、私の3.0Rは「個体として悪い状態」に有ったという事、そして、搭載されていたNAVI自体が、富士重工の設計公差の下限に位置していたことによる、複合的な原因で発生していた問題だった様だ。これなら以前のトラブルの対策で、ブースターを交換して若干の感度の向上が見られた事にも納得がいく。
加えて、こうした様々な対策を行った上で、他のB4、TWとの比較による徹底した検査も行われていた。3台によるACC-ONからのVICSのタイムスタンプ更新時間までの時間の計測、そしてディーラーから、3台の車の実走によるタイムスタンプ、並びに渋滞情報表示までの時間の計測である。どのデータを見ても、他車とはまったく遜色の無い性能が出ていた。正直、ここまで徹底した対策と確認が行われていた事には驚かされた。
NAVI部の取り付けも、今まで以上に堅牢に取り付けられており、若干浮き気味になっていた部分も奇麗に修正されていた。また、バラバラになっていた筈の車内の再組付けも完璧に行われており、ミシリとも言わない。こうしたディーラー本社、並びにディーラーの細かい配慮も行われていた事も、敢えて付け加えさせて頂こう。

では、何故、私の車にこれほどまでの様々なトラブルが集中したのか? ここについては・・・私がアタリを引き当てたと言う事だろう・・・むしろハズレか(^^;) 製造上のバラツキが出るのは当然の事ではあるし、それがたまたま集中する事も確率としてはあるだろう。私の車の様々なトラブルに関しては、既にディーラーから富士重工側に全て伝わっていたので、ユーザーの一人の意見として、こうした事が起こらない様に、品質管理を徹底して頂く事をお願いするだけに止めさせていただいた。車好きにとっての車は家族であり、心の翼である。少なく見積もっても延べ3ヶ月以上の工場入り、初期トラブルの全ての収束までに1年半以上を要している。現にこの事が原因で、数々の家族のイベントも中止/変更されている。この事は、二度と取り返す事はできない。些細な車のトラブルが、それを所有するユーザーの生活に少なからずの影響を及ぼす。それが設計や製造に起因するものなら、その車を信頼して選んだユーザーに対しての背任行為だ。反面、今回の一件では、たった1台の車のトラブルの対策の為に、これだけの対応が行える富士重工、並びにディーラーの関係者各位の真剣な取り組みを、身をもって、そして形で知る事ができた事は大きな収穫だったと思える。二度と取り返す事のできない様々な機会の損失に対して、富士重工、ディーラーの出来る最大限の対応で、その責任を示してくれた。この意味は大きい。

大元は車の品質の問題ではあったにせよ、こうした強力なバックアップを実感できた事は、心強いものであるし、誇りにも思える。これは、あくまでも私個人の中ではあるが、スバルはプレミアムブランドに一歩近づいた。
あ、ここには、スバリストの欲目はがっちりと入っている(笑)

これだから、スバリストは止められない。そして、スバル莫迦は「富士」の病である(^^;)

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コメント

まずは、おめでとうございます・・・は違うか。ご苦労様でしたと言うべきですね。(^^;
長かったNAVI編も終了。ここまでトラブル続きだったのですから、これからは存分に3.0Rのある生活を楽しんでください。

あ、2.0Rのインプレも期待してます~(笑

では。

投稿: 160SX | 2005/07/16 23:18

長い闘い お疲れさまでした。
当初は 憤りを感じておられたようですが
メーカー・ディーラーに ここまできっちり対策されると 
もうスバルから浮気できませんね~(笑)

最期の閉めの御言葉 巧すぎです!

投稿: 永春 | 2005/07/17 00:08

160SXさん
まあ、トラブルは確かに異常に多かったですし、色々ありましたが、反面、得るものもあったと言う点では、結果オーライという感じですね。皮肉な事ではありますが、私の車の面倒を見て下さっているディーラーの底力はかなりのモノです。良い店に巡り会えました。これからも安心して、車を預ける事ができそうです。
2.0Rの試乗記はもう少しお待ちくださいね。大した記事にはならないかもしれませんが(^^;)

永春さん
>もうスバルから浮気できませんね~(笑)
今回、憤りを感じていたのは、むしろ富士重工に対してですね。何処見て作ってるんだという感じですか。ディーラーとは、一連のトラブルを通してですが、以前から極めて良好な関係にあります。まあ、ディーラーでは「厄介な客」であるのは間違いないですが(苦笑)

私の場合、「国産でスバル以外の車に乗り換える事はあり得ない」んです(爆笑) 色々なメーカ−の車にも試乗はしていますし、確かに良くできた車も多いですが、そうですね・・・最も私自身のフィーリングに一致する車を作ってくれているのが、スバルだと言ったらいいのでしょうか(笑) 故に厳しい事も書きますし、言いたい事も言わせて頂いてます。「スバルが好きだから何でも良し!」という、妄信的なファンにはなりたくないですし。
私のスバル歴は、ちょっとここでは話せませんが、「乗り続けている長さだけ」では有りません。私の過去の経歴を知っていながら、コソーリとこの記事を読んでる人も居るかもしれません(爆)

>最期の閉めの御言葉 巧すぎです!
座布団頂けますか? (大爆笑)

投稿: Algernon | 2005/07/17 08:10

Algernonさん、
はじめまして。

古い記事へのコメントですいません。
私のカーナビでは、見晴らしの良い場所でもVICS情報が10分たっても入らないことが頻発しています。
8箇所ほどのデータを提示したのですが、ディーラ(スバルではありませんが)は、「故障ではない」と言っていますが、疑問に思っています。

VICSの良好な受信状態を知りたいので、状態差し支えなければ、Algernonさんの、対策を後の「良好な」状況を具体的に教えていただけませんか。例えば、エンジンを始動してからはじめのVICSが受信できるまで、更新間隔、(できれば、受信場所も)等。

お時間がありましたら、よろしくお願いいたします。

投稿: しらかば | 2006/09/24 09:05

しらかばさん
Blogの記事を拝読しました。大変お困りの様子ですね。

VICSの電波発信に関しては、スバルのディーラーによると、2.5分置きに同じ情報を発信。5分置きで更新となっているそうです。当方のナビは、スバルのメーカーOP(ケンウッド製)で、現時点では、エンジン始動からアイドリング時にタイムスタンプが一度更新されるかされないかという感じです。渋滞情報は1度では受信しきれない様で、10分ほどは待たないといけない様な状態に落ち着いています。周囲の環境は5、6階級のマンションが点在している住宅地です。

ディーラーOPの場合は、アンテナ線の引き回しなんかも大きく影響する可能性もありそうですし、FMアンテナからナビの分岐後の信号の強さも関係しそうです。何をどう見て「正常」と判断されているのか、このあたりの情報の開示を要求してみては如何でしょうか?

ディーラーも場所によっては、単なる部品の交換屋になってる所もありますので、こうした点を押さえる事で、論理的な交渉が可能になるかと思います。

投稿: Algernon | 2006/09/24 12:43

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