« レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編4) | トップページ | 「ウィニー(Winny)」による一連の情報漏洩事件に関して »

レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編5)

本日、スバルお客様相談センターの担当氏から、先日の富士重工、ケンウッド(KENWOOD)の調査チームによる、NAVI部の調査結果の報告を伺った。

調査の結果は、ディーラーと私の方で見た結果と、調査チームの調査結果に矛盾が出た。早い話が「性能のバラツキの許容範囲内」だそうだ。当方、並びにディーラーで出ていた、エアコンを切るとVICSの受信感度が上がるという現象と、ディーラ−のメカニックが見つけた、その他の電装系も影響していそうだという現象と明らかに矛盾している。こうした現象を踏まえての調査の筈だが? この結果では、私の車では「VICS情報の恩恵をほとんど受けられない」ということになる。それも、VICSに関して言えば、以前使っていた8年前のソニー製のNAVIにも劣る性能である。技術の進歩を考えると、これはタダ事ではない。思うに、調査チームも、核心に届く事が出来なかったのではないかと思える。まあ、こんな事も始めてではない。初代レガシィRSを購入した時も、最後の最後まで直らなかったエンジンの「持病」が有った。どうやら、このNAVIの現象も、それに類いする「私の車の持病」の様である。知らない土地で迷子にならないだけマシと思うしか無い。

・・・と、私がゴネるのは、目に見えていたのだろう。富士重工側から打開策を提示して来た。ケンウッドで受信感度の高いNAVIを選別/制作し、搭載するという申し入れだ。この申し入れは「不具合の総合商社の私の車」に対して、富士重工/ケンウッド側の出来る精一杯の対応なのだろう。加えて、この事は、異例中の異例の配慮である事も容易に伺い知れる。もう、こうなってはこれに賭けるしかない。少なくとも、たった一台の車の為に、貴重な時間を割き、調査をして下さった事、そして、それだけで終わらせなかった関係者の配慮には、敬意を表したいと思う。この事が良い結果として結びつく事を祈りたい。

だだ、正直、疑問も残る。前回の改修から若干改善されつつも、VICS情報が「殆ど使えなかった」という事実。そして、ディーラーが何日も時間をかけ丹念に調査した結果と、たった2日の調査(注:担当氏の連絡まで)で「許容範囲」とした調査チームの結果の矛盾。加えて言うなら、友人の3.0Rとの歴然たる性能差。これを許容範囲と言うなら、余りに触れ幅が広過ぎる。憶測なら幾らでも出来るが、現時点では敢えて止めておこうと思う。

この矛盾を、きちんと納得できる形で説明して頂きたいと担当氏にお願いし、電話を切った。次回の改修予定は、ケンウッド側の準備が整ってからとの事だ。長い待ち時間になりそうだ。
(つづく)

|

« レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編4) | トップページ | 「ウィニー(Winny)」による一連の情報漏洩事件に関して »

」カテゴリの記事

コメント

例のエアコンテンショナーからの異音(と思われる)は、今度はエアコンコンプレッサーそのものの交換という事になりました^^;
テンショナーを交換して駄目なら、コンプレッサーそのものを交換してしまえ(爆)ってつもりなのでしょうが、、、^^;
これで果たして直るのか、、、些か不安でもあります。
初期ロットって、やはり不具合が多いですね(苦笑)

投稿: ★TAK | 2005/06/24 22:10

今回の私の車のNAVIの現象、並びにテンショナー絡みの障害についてですが、私はなんとなく、今回のモデルから採用になったデンソー製エアコンを搭載するにあたっての、品質評価が不足していたのではないのかなと考えています、特に最近の車は部品の共通化が進んでいて、安くて効率のいいシステムをポンッと買って来て乗せるなんて事が多くありますが、この時に、その周りに与える影響の確認がきちんとされないと、こういう事が起こるの可能性は無くはないです。

というか、主にトヨタで採用されている、デンソー製エアコン自体、かなりのコストダウンが行われていて、今までのスバルの設計の常識が通用してないんではないかと。ネジの位置は合うけど...って奴ですね。実際にエアコンを切るとVICS情報の受信感度が変わる事は、私もディーラーでも確認していますし、実際の富士重工側での事例でもあるそうです。(ディーラー談)

憶測に過ぎませんが、デンソー製エアコンがもっともクサイのではないかと考えています。

それともう一点、調査チームの出した結果と相談センターの担当氏による説明の中で、富士重工側は、ある事を正式に認めています。これが本当なら、富士重工の設計の甘さという部分も指摘せねばなりません。ここは、本件の改修終了時に相談センターの担当氏が、是非会って説明させてくれと言われているので、その説明を聞いた上で公表するかどうか、判断しようと考えています。

ちなみに、先日は何も動きはありませんでした。この関連記事の間隔の長さ=富士重工の対応のスピードと考えて下さい。> 読者諸兄

投稿: Algernon | 2005/06/25 04:44

はじめましてAlgernonさん。
3.0R spec.Bが欲しくてたまらない私なんですが、一連のトラブル顛末記、大変興味深く見させてもらっています。
ところで、FMとエアコンの因果関係について気になる事があります。私は今、インプレッサワゴン(GG9C)に乗っているのですが、ラジエーターファンのモーターから出る強烈な電磁ノイズに困って(いや呆れて?)います。ファンが回っているときに、純正オーディオのFMにノイズが乗ってしまうのです。
カーナビのMP3再生機能を使うために、FMトランスミッタを使用しているのですが、実用に耐えないくらい「ジジジジジ」というノイズが入ります。原付バイクが横を通った時に出るアレをもっと小刻みにした感じです。また、少々電波の弱いFM局を聞くときにもバッチリ入ってきます。
外から見たところモーターにはノイズ防止用のコンデンサは付いていないようで、ブラシから出る火花によるノイズをFMアンテナ経由か電源経由で拾っているようです。
いまどきの車でこんな事が有り得るのかと信じられない気持ちなのですが、まあスバルですし(苦笑)。クレーム付けるのもディーラーの対応を考えると面倒で。
それで、本題なのですが、エアコンが怪しいとの事ですが、確かにコンピュータや送風ファンなどノイズ源は考えられますが、FMの受信に影響があるほどのノイズが出るとは(通常では)ちょっと考えにくいですよね。当然コンピュータはノイズが出るのは当たり前でちゃんと対策もされていると思うのです。
で、私が思うに、ラジエータファンも疑ってみる必要があるのではないかと。ご存知の通り水温が高くない場合、ラジエーターファンは停止しており、エアコンのコンプレッサが動作時に回転します。この時ついでに水温も下がりますので、ほとんどの場合、コンプレッサ動作時にしかラジエータファンは動作しない感じになります。
なので一見エアコンが原因に見えてしまっているという可能性は無いでしょうか?まあ、レガシィとインプレッサではモーターも別物かも知れませんが、ノイズ対策がいい加減なのは共通かも知れません。
一度、ラジオをFM局の無い周波数にセットしてノイズが有るかどうか試してご覧になってはどうでしょうか?

投稿: 通りすがりのOH | 2005/06/25 13:31

通りすがりのOH様
コメントを有り難うございます。たまたまディーラ−に、代車の件で確認の電話を入れなくてはいけなかったので、本件も確認の依頼をいたしました。整備課長さんのお話だと、エアコン周辺は、ほぼ間違いなく原因の一つであるとの事でしたが、現象を見るとそれ以外にも何か問題が有りそうだという事で、大変苦慮していた様子です。貴重なヒントになりそうだとのお話でした。有り難うございます。
現在、私の3.0Rは、関連の配線をメーカーの方が調査して居る状況でバラバラ(多分)、そして、ケンウッドからの対策品が届くのが、今月末から、来月頭の予定だそうです。その間にやれる事は徹底的にやって下さっている様です。

なんだかんだと書いていますが、3.0R並びに3.0R Spec.Bは良い車ですよ。3.0R Spec.Bの試乗記も簡単に書いておりますので、お時間が取れた時にでも、ご参考にしてみて下さい。

投稿: Algernon | 2005/06/25 15:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32843/4665051

この記事へのトラックバック一覧です: レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編5):

« レガシィB4 3.0Rトラブル顛末記(NAVI編4) | トップページ | 「ウィニー(Winny)」による一連の情報漏洩事件に関して »