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「あずみ」を見た、しかもTVで(笑)

私は大多数の日本映画はTVの連続ドラマの延長線上、映画館でお金を払ってまで見る価値が無いものと思っていた。TVで見かける俳優や女優が、コテコテのラブストーリーや、二次大戦物、怖くもない恐怖映画、任侠映画を演ずる・・・製作関係者の方々には申し訳ないが、こうした所に全く新しさを感じる事ができず、全ての日本映画はB級映画にカテゴライズしていた。いわば、この「あずみ」に関しても、映画館で見るに価値が無いだけでなく、DVDすら借りる気にもならなかった映画の一つであった。故にTV放映での始めての視聴となった訳だ。それも「暇だったから」という理由だ。

ところが、どうやら私の持っていたこの先入観は、今や間違えていた様だ。「あずみ」の始めは「あ、上戸彩だ。萌え〜(いい歳こいて何言ってるんだか)」という感じで、お気楽極楽に見ていたのだが、その演出のスピード感と斬新なカメラワーク、そして何よりも手に汗握る殺陣。「萌えな上戸彩」が次第に「燃えの上戸彩」に変わって行く。これは正直言って驚かされた。単なるチャンバラ映画ではなく、見事なアクション映画として仕上がっていた。ここでふと思い出したが、北野武監督の「座頭市」も似た様な印象を受けていた(つうか、ココで気づけよって)。そうか、チャンバラ映画は、日本のアクション映画の原点だったのかもしれないと、今更ながら悟った訳だ。これはアメリカ映画のガンアクションより遥かに動的であり、香港映画のカンフーアクションより鮮烈である。有る意味、日本映画の文化の極みだね(C)渚カヲル といった感じだ。私は文字通り、日本映画を斬って捨てていたつもりだったのだが、逆に斬り捨てられていたというオチだったわけだ、っていうか切腹だった(笑)

こうして考えてみると、3月12日から公開される映画『あずみ2 Death or Love』(監督は変わっているらしいが)や、昨日3月5日から公開されている『ローレライ』なんかも、見てみる価値が有る様な気がして来た。エンターテインメント性としては秀逸だが、どこか大味なアメリカ映画とは、また違う楽しみ方が出来そうな予感がする。『Uボート』以来の、「潜水艦映画好き」な私としては、『ローレライ』は是非見てみたい。

ちなみに、『あずみ』だが、原作を読んでいる方にとっては、相当な「イメージバスター」となって居る様だ。私は原作は一度も目を通した事が無いので、あずみの原作ファンの皆様にはこのあたりをご理解頂きたい。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

日本映画に対するB級感は私も似てるかもしれません。
どうも日本映画というと代表が寅さんのように言われ、「それ、テレビドラマだったじゃん」というか。
でもこのタイプの日本映画でも好きなのはありますね。「たんぽぽ」ってラーメン屋の映画、ストーリーは日本映画にありがちなんだけど、途中の演出がシュールで好きなんですよ。
チャンバラは、7人の侍→荒野の7人とか、世界に通用するものがあるかもしれませんねぇ。

で、実はハリウッド映画も安定的に売れることを目指すためか、娯楽超大作ではあるけれど後に何も残らないものが多いなぁ、と感じて、あまり映画館では見ないのです。(^^;

投稿: 濱口よしたか | 2005/03/06 17:07

濱口さん、コメントを有り難うございます。濱口さんも同じ様な感覚をお持ちでしたか(笑) ただ、今回、日本映画も少し変わりつつ有る様な感じを受けましたので、こんな記事を書かせて頂きました。
ハリウッド映画も確かにそうですね。最近は特にそんな傾向が出て来ていると思えます。中には見た事すら忘れてるタイトルも有ったり・・・(苦笑)

投稿: Algernon | 2005/03/06 19:30

ちょっとだけ「ローレライ」のお話しが出てましたので、トラックバックさせていただきました。

投稿: alce_jr | 2005/03/13 11:24

alce_jrさん
し、しまった! 出遅れたです! ローレライはマジで、見に行きたくてウズウズしてます。

投稿: Algernon | 2005/03/13 11:27

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