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日産ティーダ(TIIDA)、そして次の一手は?

ふと気がつくと、私の住んでいるアパートの誰かが日産ティーダ(TIIDA)を購入したらしく、駐車場に新車が止まっていた。先日のニュースでも、トヨタの一人勝ち状態から、昔の日産vsトヨタの図式に戻って来たという記事が配信されていたが、正にこの車とこの車からの派生車が、日産の売り上げを引き上げているらしい。この事は、色々な面で競争原理が働いて、私たち消費者にとっても良い方向になるだろう。それほどまでに最近の日産は元気だ。その原動力になっているティーダを見た感想を書かせてもらおうと思う。切り口としては、あくまでもスタイリングについてなので、乗り味等はご自分で確かめてもらいたい。

まず、全体的な印象としては、とても奇麗にまとまっていると思う。フロントフードを始めてとした、各部のエッジをまるでナイフで削った様に立たせて、そこを曲面で繋ぐという、一見、二昔前の面の構成なのだが、それでいて決して古く見えない。時代の潮流に単純に乗る事ではなく、日産自身の潮流を作るという意気込みが感じられ、意欲的なデザインと思える。ルノーの資本が入っているからという理由ではないとは思うが、有る意味でのフランス車を見ているような、洗練されたスタイリングと感じられた。特に印象的な部分はフロントフードの周り、そして、大きくサイドまで回り込んだ菱形のテールレンズだ。そして、そのテールレンズの面を受ける形で配置されたヘッドランプユニットまでのショルダーラインも、全体のバランスの良さを引き立てていると思える。こうしたバランスの良さの為だろうか、本格スポーツカー以外で、これほどまでにイエロー系が映える車も珍しい。まるでシャンパンの様なイエローメタリックも、この車を性格を演出する上で、入念に検討されたのだろうと思う。

また、この車のスタイリングで、視覚効果だけでない細かい気配りを感じられた部分もある。ドアミラーを窓では無く、敢えてボディ側に取り付けて、この部分に小窓を開け、Aピラー付近の死角を減らすという心配りの部分だ。ヴィッツ(Vits)も同様な事を試みているが、ティーダの方が効果としては大きいだろう。きっと、この車のドライバーズシートに座ってみると、ここ以外にもいろいろな工夫が見えてくるのではないかと予感させられる。機会を作ってじっくりと拝見させて貰いたい車の一台だ。ついでと言ってはなんだが、ノート(NOTE)も同様である。
ティーダのスタイリングは総じて言わせてもらえば「隙が無い」。排気量等を考えると、この車が従来の「サニー」からSHIFTしたものだとは、今や誰も気がつくまい・・・というか、私は気がつかなかった(笑)

日産のデザイン改革は、従来の「車格(死語かも)」といった言葉にとらわれない柔軟な視点と、新しい価値観を詰め込んで、確実に成果を出しつつ有ると思える。ただ、不安も無くはない。問題は次のモデルである。以前、同じ様に徹底したデザイン改革を進めて、独自性を打ち出したホンダは、ラインナップが完成した次の世代で、残念な事にそれまでの様な勢いを失ってしまった。ユーザーが飽きてしまったのか、新しい提案が出来なくなってしまったのかは、はっきりした原因は解らない。こうした点を考えると、日産はこれからが正念場という所だろうと思う。本当に面白くなってきたと考えている。

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