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シティコミューターとしてのSUBARU R1

SUBARU R1

 12月24日に発表なんて、スバルにしてはなかなか粋な所を狙ったと思う(笑) まあ、こういう所に変な気が回るというところは、販売推進部門の文系のスタッフが力を付けてるんじゃないかと勘ぐれる(笑) でも、スバルの車の事はサッパリ解ってないような感じはしなくもないが・・・まあ、このあたりは、散々苦言を書いているので割愛しよう。
 
 今回のこの車のイメージ作りは、前回のR2の時と比べて、よく考えられていると感じた。R2の時は女性をターゲットにしたイメージ作りだったが、今回はマスコットとしてのてんとう虫、そしてシティコミューターとしてのイメージ作りを上手く演出していると感じている。街中でもっとも扱い易い車は、なんと言ってもやはり軽自動車であり、その価値を改めて市場に問うたスバルの回答がこのR1。なかなかイカしているじゃないか。スバル360とイメージを重ねている所なんかに、粋だ!なんていう印象を持ってしまうのは、私がスバル莫迦だからだろう(爆笑)

 スタイリングはR2と比較して、とてもよくまとまっている。流行のワンモーションデザインであるが、独特の丸みをもたせた全体の流れがとても美しい。また、サイドターンレンズから後ろに真っすぐに伸びるキャラクターラインが、全体の丸みを上手く引き締める良い効果を出していると感じる。ただ、個人的にはR1eのようなプレスラインによる処理を期待していただけに、ちょっと残念である。加えて、私が散々罵倒してきた新しいスバルの顔を踏襲したフロントフェイスも、R1eのものをリファインして持って来ている点で、落ち着きとまとまり感が増して来た。ヘッドライトもキレのある専用デザインのものに変更されており、R2とは印象もかなり違って見える。同じ部品を使ってくるだろうと思っていたので、正直ちょっと驚かされた。R2の3ドアモデルという印象は欲目を含めて(笑)かなり薄めである。

 内装については、造形自体はR2の基本的には変更はないが、印象がかなり変わっている。R2のそれは、もともとフランス車の様なしゃなりとしたシンプルなデザインで悪くないとは思っていたが、今回の配色の変更でデザインにキレが出て来た。色の見せるマジック。実に当たり前のことなのだが面白い。「プレミアム」と自称する質感については実車を見てみないと何とも言えないが、アルカンターラとエレクトロルミネッセントメーターの採用だけで、そう自称していることになっていない事を期待したい。
 全体的なまとまりは、シティコミューターとして特化した車の代表とも言えるSmartに通じるものを感じた。また、そうした主張が解り易いデザインに仕上がっていると感じる。やれば出来るじゃないか(爆笑)

 エンジンは、AVCS搭載のNA。ここに関しては試乗してみない事にはなんとも言えないが、乗り易さをターゲットにしたエンジンに期待したい所である。そして、敢えてスーパーチャージャーを搭載していない所には、今後展開に何か意味が有りそうだ。また、最近のスバル車なら必ずカラーラインナップに設定されているブルー系が設定されていない点も見逃せない点だろう。ここにも何か有りそうだ(笑)

追記:「現代版てんとう虫」として50代以上の世代にも売り込む方針? おいおい、スバルのデザインとマーケティングは、根本的な所でどこかヤッパリズレてるよ(/_;) つうか、小生の過大評価? 今後の展開の所は少し撤回(苦)

追記2:先日、やっと実物を見る機会を得た。内装も、きちんと高品質にまとめ上げられており、好感度大。全体的なデザインの完成度もかなり高い。そして、なんと言っても驚かされたのが、リアハッチの造形である。ゲートとリアスポイラーが完全に一体化している部分など、かなりのコダワリを感じさせられた。FRP製との事だ。これなら360を知らない世代でも、十分に受け入れられる様に思える。むしろ高齢の人には向かなそうだが(2/18追記)

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コメント

 トラックバックありがとうございます。
 Blog蒼天儀のちょちょです。
 私、これが通算5台目の車になるのですが、試乗したその日に契約をしてまいりました。
 スバルというメーカが多少でも好きならR1に今までに無いアプローチを感じるだろうと思います。
 女性の意見が多聞に含まれていると思われそうな外見とは裏腹に、内装はスポーティー感を失わずに遊び心を感じさせるものに仕上がっており、充分「乗る価値のあるもの」と判断した次第です。
噂では、予想以上の売れ行きで納車待ちの方が増えているようで、お仲間が増えると言うことをうれしく思います。

投稿: ちょちょ | 2005/02/18 21:44

ちょちょさん、コメントをどうも有り難うございます。
今まで軽自動車というのは、単なるゲタ代わりといった安い作り込みと、低品位というのが強い印象がありましたが、ここの所、コンパクトカーはみんな元気です。そんな中で、スバルが出した回答がこのR1,R2の二台になる訳です。ここの所で内部競合が起きない様に、スバルがいろいろと知恵を絞った結果が、このR1として形になったのでしょうね。他社とはちょっと違う、スタイリングと品位を持つこの車は、選んだ方のライフスタイルや、価値観と言った物をCoolに主張するにはぴったりの車と考えています。また、ジェンダーフリーな所もとてもイカしている部分です。ちょちょさんは、とても良い買い物をされましたね(^_-)

投稿: Algernon | 2005/02/18 22:32

はじめまして、トラックバック有難うござます。
R1のボンネットには既にスーパーチャージャー搭載を想定してエアインテーク装備可能な設計になっているそうですよ。そうであるなら来年くらいにはホットバージョンとして登場しそうですね。楽しみです。

投稿: はねださん | 2005/02/28 18:25

はねださん、コメントを有り難うございます。
私が考えるこのR1の唯一の失敗点は、正にその部分にあります。まあ、デザインや実際の質感については、全く申し分の無い仕上がりになってるのですが、走りを前面に押し出したイメージ作りをしているスバルが、また、R2よりこうした所に力点を置いて作られた筈のR1が、R2より非力であると言う、奇妙なねじれ現象がある点ですね。おそらくR2-Sとの内部競合を恐れたのでは無いかとも思えますが、ここは完全に商品企画の失敗だと思っています。まあ、そもそもR2自体もターゲットを間違っている様に思えるんですけど。実際のモノと商品企画自体がR1とR2で逆だったのでは? と思える訳です。双方、とても良く出来た車なのに、こうした商品企画や、販売戦略上のツメの甘さから、本当の車の良さが消費者に伝わらなくなってしまっているのではと考えています。とても勿体ない事です。

投稿: Algernon | 2005/02/28 23:09

トラックバックさせていただきました~。
R1納車後1週間くらいなんですが、なかなかいいんじゃないかと。

投稿: すらつむ君 | 2005/03/05 11:31

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